北京の公園725ヶ所は都市と直結 「ドアを開ければ公園」を実現
春の花が咲き誇り、たくさんの観光客が訪れた北京市にある頤和園(2025年3月撮影・趙隽)。
北京市園林緑化局の沙海江副局長は15日に行われた記者会見で、「現在、北京には各種の公園が1100ヶ所ある。柵の合理的な撤去が行われ、725ヶ所は都市と直接つながっている。『窓を開ければ緑の景色が広がり、ドアを開ければすぐそこは公園』という情景が日常になっている」とした。中国新聞網が伝えた。
「第14次五カ年計画(2021~25年)」が始まってから、北京では2期にわたる100万ムー(約6万6667ヘクタール)の造林緑化プロジェクトが実施され、山間部・水辺・森林・農地・湖沼・草原・砂漠の体型的なガバナンスが継続的に推進されている。同計画期間中、造林緑化面積は34万8000ムー(約2万3200ヘクタール)増加し、北京の森林率は45%に達した。
花の見頃を迎え、多くの花見客が訪れた玉淵潭公園の一角(2025年3月撮影・張煒)。
現在、北京には各種の公園が1100ヶ所あり、受け入れ観光客数は年平均延べ5億人に上り、3015キロメートルに及ぶ緑豊かな道が人々のグリーンライフをつないでいる。「窓を開ければ緑の景色が広がり、ドアを開ければすぐそこは公園」という情景が日常になっている。また首都である北京では500メートル以内に公園の緑地があるというエリアが92.92%に達し、第14次五カ年計画の目標を前倒しで達成しただけでなく、さらに目標を上回り、緑化の成果の恩恵がより広く公平に市民に行き渡るようになった。同時に、柵の合理的な撤去が行われ、市内の725ヶ所の公園は都市と直接つながり、昔からある公園は補助サービス設備を増設することで、あらゆる年代の人々が利用しやすくなっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年10月17日
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