世界初の5G-A人型ロボットが聖火リレーを完遂

人民網日本語版 2025年11月04日13:21

第15回全国運動会(全運会)の聖火リレー出発式が11月2日午前9時、広東省深セン市の蓮花山公園で行われた。イベントでは、「0号聖火ランナー」と呼ばれる世界初の5G-A(5G Advanced)人型ロボット「夸父」が1.6キログラムのトーチを手に、技術スタッフの伴走なしで第2走者から第3走者への聖火引き継ぎを独自に完遂した。人型ロボットが聖火リレーに参加し、単独で 完遂したのは世界初となる。科技日報が伝えた。

画像提供:楽聚智能(深セン)股份有限公司

画像提供:楽聚智能(深セン)股份有限公司

「夸父」は、楽聚智能(深セン)股份有限公司が独自に開発した人型ロボットだ。「夸父」はこれまでにロボットマラソンや1000キロメートルにおよぶ都市間遠隔操縦などの実戦的な技術蓄積と検証を積み重ねてきたという。

聖火リレーのコースは深セン市民センターから蓮花山長廊を経て市民広場に至るルートで、通信ネットワーク環境が複雑で、各種機器が密集して稼働するエリアに設定された。「夸父」は今回、初めてリモコン操作を完全に廃止し、技術スタッフの伴走もなく、クラウド側で高精細映像をリアルタイム解析して進行ルートを判断し、他のランナーとのトーチ受け渡しを自律的に完遂した。

5G-A技術は、通信容量、速度、遅延、測位精度、信頼性保証といった面で従来の移動通信技術よりも大幅に向上しており、エンボディドAI人型ロボットにおけるマルチモーダルデータの安定した伝送と高品質なインタラクションをよりよく保証できる。「夸父」が聖火リレーを完遂したことは、5G-Aネットワーク技術とエンボディドAIの深い融合が新たな段階に入ったことを示している。今年10月時点で、全国の5G-A通信プラン利用者数はすでに4500万人を超えている。(編集YF)

「人民網日本語版」2025年11月4日

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