中国1-6月のスマホ出荷台数は1.3億台 98%以上が北斗測位に対応

人民網日本語版 2025年11月07日15:39

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中国衛星導航定位協会(GNSS and LBS Association of China)が6日に発表した「2025中国北斗関連産業発展指数報告」(以下、「報告」)によると、今年上半期(1-6月)、中国のスマホの出荷台数が1億3000万台に達し、その98%以上が北斗衛星測位システムに対応していることが明らかになった。

報告によると、今年上半期、中国の各種北斗ターミナルデバイス(家庭用電気機械器具は含まず)の実装数は3300万台/セット以上に達し、前年同期比で600万台/セット以上(22%超)増加した。これにより北斗の総合実装浸透率は約90%となっている。

報告によると、北斗の産業における応用の深化も増強され続けている。14の重点業界・分野の北斗ターミナルデバイスの実装数は前年同期比27%増以上の3000万台/セット以上に達している。大衆消費の分野でも北斗の踏み込んだ実装が進んでおり、北斗の優先実装が徐々に実現している。

報告によると、今年上半期、北斗関連産業総合指数は前年同期比で10.34%上昇して1579ポイントに達した。2020年と比べると、増加幅は60%以上に達しており、第14次五カ年計画(2021~25年)期間中、中国の北斗関連産業が勢いよく成長したことを示している。同報告の分析結果を見ると、北斗の市場化、産業化、グローバル化関連の指数が加速度的に上昇しており、北斗関連産業の景況感もさらに高まっているため、今年下半期(7-12月)の産業総合指数は1700ポイントを超える可能性がある。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年11月7日

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