商務部「中国は『マレーシア米国相互貿易協定』の一部内容に厳正な懸念」

人民網日本語版 2025年11月28日17:01

商務部(省)の報道官は27日、中国側が「マレーシア米国相互貿易協定」の一部内容に厳正な懸念を抱いていることを明らかにした。

【記者】マレーシア投資貿易産業省の担当者が先ごろ北京を訪れ、商務部と「マレーシア米国相互貿易協定」関連の議題について意思疎通を行った。これに関する状況について説明していただけるか。

【商務部報道官】商務部の関連当局は11月25日に北京で、マレーシア投資貿易産業省の担当者と「マレーシア米国相互貿易協定」関連の問題について二国間の意思疎通を行った。

中国側は次のように表明した。中国はマレーシアが他国との経済貿易協定の締結を通じて溝を解消することを歓迎する。しかし、いかなる協定も、世界貿易の発展や地域協力に影響を与えるべきではなく、中国側の利益を損なうことがあってはならない。中国は「マレーシア米国相互貿易協定」の一部内容に厳正な懸念を抱いている。マレーシア側が自国の長期的利益を踏まえ、十分に考慮し、適切に対処することを望む。

マレーシア側は中国側の懸念する問題について項目ごとに説明を行い、中国との長期的なパートナーシップを重視し、両国間の経済貿易協力を引き続き深化させる意向を表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年11月28日

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