中国のクルーズ船運営会社「アドラ・クルーズ」が来年1-3月の日本に向かうルート運休を発表
中国のクルーズ船運営会社「愛達郵輪(アドラ・クルーズ)」は11月28日、2026年第1四半期(1-3月)の運航計画を変更することを明らかにした。国産大型クルーズ船「愛達・魔都号(アドラ・マジック・シティ)」と「愛達・地中海号(アドラ・メディテラニア)」は、差別化を図る運航ルートのレイアウトを採用し、原有の日本に向かうルートを調整し、韓国、及び東南アジアの人気旅行先にスポットを当て、華東エリアや粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)、及び全国各地の旅客が、アジアの多様な文化をじっくりと楽しむことができる旅を企画するという。中央テレビニュースが伝えた。

2026年第1四半期、「愛達・魔都号」は引き続き上海を母港とし、4泊5日と5泊6日の国際クルーズ船を運航する。旅客は済州(チェジュ)島や釜山(プサン)、ソウルといった韓国の定番の旅行先に向かうことができる。
「愛達・地中海号」は広州を母港とし、4泊5日と5泊6日の国際クルーズ船を運航する。旅客は、ベトナムのダナンやハロン湾、フエといった人気観光地に向かうことができる。その他、「愛達・地中海号」は、中・長距離ルートも運行し、ベトナムやフィリピン、マレーシア、ブルネイといった人気観光地に向かい、粤港澳大湾区の旅客に充実したバケーションの選択肢を提供する。

現時点で、「愛達郵輪」は、大型クルーズ船「愛達・魔都号」と「愛達・地中海号」を運航している。その他、2隻目となる中国国産大型クルーズ船「愛達・花城号(アドラ・フローラ・シティ)」は既に組み立てが完了しており、2026年に引き渡しが行われる計画だ。引き渡し後は、広州市南沙港を母港として国際クルーズが運航されることになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年12月1日
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