サーモン好きに朗報!中国の15万トン級養殖船に初めて稚魚投入
人民網日本語版 2025年11月27日14:30

海上の15万トン級のスマート漁業大型養殖工船「国信1号2-2」の養殖ケージに先頃、初めてタイセイヨウサケ(通称「サーモン」)の稚魚が投入され、中国の深海・遠海養殖事業が重要な一里塚を迎えた。これにより、世界で初となる超大型移動式養殖工船上で、サケ科を養殖する試みが始まったことを意味しており、中国における良質なたんぱく質の供給に新たな提供元が加わることになると期待されている。
今回は2日かけて、タイセイヨウサケの稚魚約2万5000匹が船上の養殖ケージに投入された。波が高いという複雑な環境において、作業員らは吊り上げとスリップウェイを組み合わせる方式を採用して稚魚を輸送し、船上の養殖ケージへと投入。この過程での稚魚の生存率は99.7%に達した。

「国信1号2-2」は青島国信集団が開発した「国信1号」シリーズの次世代養殖工船で、今月15日に引き渡され、就航した。同船は「養殖に適した設計」を原則に建造されており、養殖システムやスマート化管理といった面の多くの技術が最適化されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年11月27日
注目フォトニュース
関連記事
- 世界初!浮体式ダイナミックポジショニング養殖工船「湛江湾1号」正式に引き渡し
- 15万トンクラススマート養殖作業船「国信1号2-2」が青島で引き渡し
- 交通運輸システム最大の航路標識船「海巡176」が就役 海南省海口
- 船舶内装を100%国産化 中国初の国産大型輸出向け二元燃料カーフェリーが引き渡し
- 国連が普及を目指す中国の複合エコ養殖 山東省威海
- 中国初の海洋型インテリジェント科学調査船「同済」号が正式に引き渡し
- 世界初航行に成功した「氨暉号」、複数の重要コア技術を実現
- 中国初の水素・電動タグボートが青島港に配備 複数の技術的空白を埋める
- 流れの速い清流で「身が引き締まった魚」を養殖 広西桂林
- 中国、10年かけてバナメイエビ遺伝資源の独占状態を打破
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








