中国ラオス鉄道が開通4年で旅客延べ6250万人を輸送

人民網日本語版 2025年12月03日15:52

中国国家鉄路集団有限公司によると、中国ラオス鉄道は今年12月2日に開通から満4年を迎え、輸送した旅客は延べ6250万人に達し、輸送した貨物は7250万トンを超え、ゴールデンルートとしての効果を継続的に示し続けている。中央テレビニュースが伝えた。

中国ラオス鉄道は2021年12月3日に開通して以来、中国国内区間における旅客列車の運行本数の1日平均が初期の8本から増加して最高で86本となり、累計旅客輸送量は延べ5134万人となった。ラオス国内区間における旅客列車の運行本数の1日平均は初期の4本から増加して最高18本となり、累計旅客輸送量は延べ1124万人となった。

中国鉄路昆明局集団有限公司の劉琪・中国ラオス鉄道列車長によると、中国ラオス鉄道の輸送量は年々増加する流れを示しており、1ヶ月に輸送する旅客は開通初期の延べ60万人から最高で延べ220万人に増加し、1日に列車を利用して出入国する人の数は初期の延べ300人から最高で延べ1400人に増加した。

現在、中国の昆明とラオスのビエンチャンの間を運行する国際旅客列車は1日あたり4本に増え、運行した国際旅客列車は累計2674本に達し、120を超える国と地域の観光客64万人がこの国境を越えて走る国際旅客列車に乗って旅行し、観光経済の発展に新たな活力を注入した。

国境を越えて走る貨物列車の1日の運行本数は開通初期の2本から最高で23本に増加し、輸送した貨物は累計1600万トンを超えた。昆明からラオスを経由してタイに至る貨物輸送のコストが30~50%低下し、ラオス国内の輸送コストは20~40%低下し、地域経済の発展に「新しいエンジン」を提供した。(編集KS)

「人民網日本語版」2025年12月3日

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