「1路線」から「1つのネットワーク」へ――西部陸海新ルート建設の8年を振り返る

人民網日本語版 2025年12月30日13:37
「1路線」から「1つのネットワーク」へ――西部陸海新ルート建設の8年を振り返る
2025年12月27日、欽州港の全景(ドローンによる撮影・張愛林)

2017年9月、西部陸海新ルートの前身である「渝黔桂新(重慶-貴州-広西-シンガポール)」南向きルートの貨物列車が重慶から初めて出発した。これによって、中国西部の省(自治区・直轄市)とASEAN諸国が共同で構築した「国際陸海貿易新ルート」が正式に開通した。2019年8月、同ルートの建設は国家戦略へと格上げされた。新華網が伝えた。

西部陸海新ルートの貨物列車ネットワークはここ数年拡大を続け、多数の船会社や港湾、品目へと全面的な発展を遂げてきた。2019年時点では2路線だった定期貨物列車の路線数は、2025年には26路線まで増加した。

国鉄南寧局の統計データによると、2017年の運行開始以来、西部陸海新ルートにおける貨物列車のコンテナ貨物輸送量は累計500万TEU(20フィート換算)を上回り、今年の輸送量だけでも130万TEUを突破した。(編集KM)

「人民網日本語版」2025年12月30日

注目フォトニュース

関連記事