江南南部がようやく冬に 上海・杭州の冬入りは史上最も遅い12月21日

人民網日本語版 2025年12月31日15:24

今年、中国南方エリアの多くの地域では、例年に比べて冬の到来が遅くなっている。しかし、最近頻繁に訪れる寒気の影響で、湖北省や湖南省、江西省、江蘇省、上海市、浙江省といった一部の地域では季節が秋から冬へ変わり、「冬入り」したことを示すラインが江南エリア南部一帯にまで到達した。上海や杭州は史上最も遅い「冬入り」となった。中国天気網が伝えた。

中国天気網が作成した冬・秋マップを見ると、12月29日の時点で、「冬入りライン」は浙江省中部や江西省中部、湖南省南部一帯にまで到達している。長江中・下流一帯の湖北省の大部分や湖南省の大部分、江西省の中・北部、江蘇省南部、上海市、浙江省の中・北部なども冬入りしている。

大都市を見ると、上海や杭州、南昌、長沙はいずれも今年12月21日に「冬入り」し、例年と比べると、半月以上遅い「冬入り」となった。上海や杭州は史上最も遅い「冬入り」となった。

中国天気網首席気象分析師の信欣氏によると、今後しばらくの間、寒気の活動が活発になり、中国のさらに南の地域も続々と「冬入り」することになりそうだ。ただ、全体的に見ると、今年の南方エリアの「冬入り」は例年より遅れている。例えば、重慶は元旦前後に「冬入り」することになりそうだ。重慶のこれまでで最も遅い「冬入り」は2016年の1月11日だった。(編集KN)

「人民網日本語版」2025年12月31日

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