中国のAIマイクロドラマが急成長 今後2-3年で100億元規模へ
中国で今、縦型画面の短いドラマ「マイクロドラマ」業界が急速に成長している。中でも、AIを用いて制作するマイクロドラマ(以下「AIマイクロドラマ」)が急成長を見せており、その収益性の高さが市場の注目を集めている。12月11日に上海で開催された「2025上海ハイクオリティマイクロドラマ産業促進大会」で明らかになった。

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複数の業界関係者は取材に対して、「マイクロドラマが作られ始めて数年になるが、2025年は『AIマイクロドラマ元年』と言うことができる」との見方を示した。マイクロドラマデータプラットフォーム「DataEye研究院」の劉尊研究総監は、「ショート動画共有アプリ『抖音(中国版TikTok)』における月ごとのマイクロドラマTOP5000を分析すると、1月にランク入りした完全AI生成マイクロドラマは4本だったものの、10月には69本、11月には217本に増えた。この数字には完全にAIで生成したマイクロドラマしか入っておらず、AI生成を部分的に活用したアニメやドラマは含まれていない」と説明した。
AIマイクロドラマは通常、その映像表現の精度に応じて、「本物の人間そっくりのAIディープフェイクドラマ」、「動く漫画のようなAIアニメ」、「SNSステッカーを使った簡単な作りのおもしろアニメ」などのタイプに分類することができる。

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AIマイクロドラマは、その収益性も非常に注目されている。業界関係者によると、「現在、SNSステッカーを使ったおもしろアニメのコストは2-3万元(1元は約22.3円)で、利益率は50%以上のケースがほとんど。AIマイクロドラマは現在、スピーディに制作され、スピーディに公開され、スピーディに売れる市場拡張期に入っている」との見方を示した。
そのような動向に目を付けて、多くのマイクロドラマメーカーが、AIマイクロドラマの制作にチャレンジするようになっている。
AIマイクロドラマの発展動向に対して、業界も楽観的な見方を示している。劉研究総監は、「総じて言うと、ビジネスとしてのAIマイクロドラマの将来性は大きく、中国のAIマイクロドラマの海外進出の前途も明るい」との見方を示す。統計によると、海外ユーザーのうち、制作にAIを活用した有料のマイクロドラマを「見たい」と答えた人は55%、完全にAIだけで制作した有料のマイクロドラマを「見たい」と答えた人は49%だった。今年、海外のマイクロドラマの総売上高は45億ドル(1ドルは約156.4円)を超えると見込まれている。
AIマイクロドラマ制作に注目している「鋭和影視」の創業者・羅時海氏は取材に対して、「AIマイクロドラマの供給は、まだ大幅な増加段階には入っていない。今の技術の進歩の速度や商業効果を見ると、AIマイクロドラマの供給は数十倍増える余地があり、今後2-3年に、100億元規模の市場に成長する可能性がある」との見方を示す。(編集KN)
「人民網日本語版」2025年12月31日
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