9人目の宇宙旅行者 中国の俳優・黄景瑜が2028年に宇宙旅行へ

人民網日本語版 2026年01月27日14:42

宇宙旅行ビジネスを展開する北京穿越者載人航天科技有限公司(以下、「穿越者」)は今月22日、微博(ウェイボー)公式アカウント「@interstellOr穿越者」において、俳優の黄景瑜(ホアン・ジンユー)が9人目の宇宙旅行者に選出されたことを発表した。黄景瑜も、動画をアップし、「宇宙旅行者になれてとても光栄。中国人が製造した宇宙船に乗って、宇宙に行くことに期待している」と語った。科技日報が伝えた。

「穿越者」が研究開発した中国初の商業有人宇宙船「穿越者壹号(CYZ1)」は2028年に打ち上げを予定している。

「穿越者」の情報によると、宇宙旅行の予約はすでに始まっており、値段は1人300万元(1元は約22.2円)。そのうちの10%を前払いすると予約を確定できる。現時点で、学術界やビジネス界、宇宙や芸術分野のほか、芸能界やインフルエンサーといった分野の十数人がすでに料金を支払い、予約を確定している。

「穿越者」によると、人型ロボット量産工場・智元機器人(AGIBOT)の邱恒・最高マーケティング責任者(CMO)が、1人目の宇宙旅行者に選出された。邱氏は2023年に、自費で中国で初めて地球に近い宇宙空間の旅行の契約を交わしている民間人となった。邱氏は、「人型ロボットと4足歩行ロボットは無限の生産能力を生み出すことができる。そのような生産力は、工業や商業へのサービス提供を加速させている。今後は、人類が新しい領域を開拓するようバックアップする可能性がある」としている。

「穿越者」によると、すでに契約を交わしている宇宙旅行者には、中国工程院の李立浧院士や米国で活躍する詩人・林小顔氏、広州正佳集団の謝萌・副董事長兼最高経営責任者(CEO)、星河動力の劉百奇CEO、宇宙飛行系の人気ブロガー「@NASA愛好者」などが含まれている。

「穿越者」が独自に研究開発した「穿越者壹号(CYZ1)」の試験船の着陸時衝撃緩和システムの総合検証試験が今月18日、無事完了した。「穿越者」によると、中国の商業宇宙旅行の分野を見ると、有人宇宙船のフルスケール試験船を使った初の着陸時衝撃緩和キーテクノロジー検証プロジェクトとなる。その試験が成功したことは、「穿越者」がすでに、世界で3社目の有人宇宙船の着陸時衝撃緩和技術の研究と検証を行った宇宙旅行ビジネスを展開する企業となったことを意味している。

資料によると、2023年1月に設立された「穿越者」は、中国初の有人宇宙飛行ビジネスを展開する企業で、再利用可能な有人宇宙船の研究開発や宇宙旅行の運営に力を入れている。3—4年の間に、地球に近い宇宙空間を飛行する再利用可能な有人宇宙船の研究開発を成功させ、2028年前後に、中国、ひいてはアジアの宇宙旅行を実現したい考えだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年1月27日

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