【外資系企業が見る中国の第15次五カ年計画】中国と共に歩み、発展のチャンスを共有

人民網日本語版 2026年03月19日15:56

開かれた中国は世界のチャンスである。今後5年間、中国はどのように高水準の対外開放を拡大するのか、どのようにデジタル経済の発展を先導するのか、人工知能(AI)はどのように産業の質の高い発展に活力を吹き込むのか。外資系企業にとって、これは単なる発展の青写真ではなく、「チャンスのリスト」でもある。

ダンアンドブラッドストリート(D&B)チャイナの呉広宇総裁は「データ要素を原動力とする外資系企業として、D&Bは第15次五カ年計画(2026~30年)期間における中国の高水準の対外開放の持続的深化を強く注視・期待するとともに、デジタル経済の力強い発展、そして中国の科学技術革新が世界をリードすることに期待を寄せている」と語る。

D&B は2022年に海南省に進出し、中国の高水準の開放の最前線で発展のチャンスを捉えた。2023年に海南省で初めて国家インターネット情報弁公室によるデータ越境安全評価に合格した企業となり、2025年2月に付加価値通信業務の対外開放拡大の試行事業で最初に認可を受けた外資系企業の一つとなった。

中国の「高水準の対外開放の推進」という政策の追い風を受け、D&Bは海南省で大きな発展の成果を収めている。呉総裁によると、昨年12月に海南島全島を関税ゼロにする「封関運営」事業が始まって以降、ますます多くの中国企業が「D-U-N-S® Number」(D&Bが開発した9桁の企業識別コード)を通じてグローバルな貿易チェーンに組み込まれている。「自由貿易港を基盤に打ち出したグローバル企業情報プラットフォーム『竜易査』は好調な成果を上げ、ユーザー数は10万人の大台を突破した」。

D&Bの事例は、数々の多国籍企業が中国で発展の原動力を取り込む姿の一例に過ぎない。近年、中国は外資の市場参入規制を継続的に緩和し、高水準の国際経済・貿易ルールとの整合性を自発的に取り、制度型開放を着実に拡大し、ビジネス環境を不断に最適化してきた。多くの外資系企業は、中国と共に歩むことがチャンスを共有することであり、中国市場に根を下ろしてこそ未来を勝ち取ることができるという考えに深く賛同している。

ヘンケルの安娜グレーターチャイナ総裁は「『第15次五カ年計画』のスタートの年にあたり、中国は『外資参入促進誘致体制・メカニズム改革の深化』『外資誘致の新たな優位性の形成への尽力』を明確に打ち出しており、我々はより透明で公平かつ予見可能なビジネス環境を目の当たりにしている。ヘンケルは中国国際輸入博覧会にすでに7回参加し、中国市場の門戸がますます大きく開かれていくのを目にしてきた」と語る。

DHLエクスプレス・チャイナの呉東明CEOは「通関の円滑化やインフラの相互接続といった分野における中国の着実な進展を実感している。これらの政策効果はクロスボーダー物流の効率を著しく高め、中国市場開拓への我々の自信を揺るぎないものにした」と指摘。さらに、「『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設や地域的な包括的経済連携(RCEP)協定による貿易拡大を拠り所に、協力・ウィンウィンに尽力する中国の実践は、新たな市場機会を創出するだけでなく、アジア・欧州・東南アジアなどの相互接続の促進を通じて、盛んな物流需要をもたらしている」と指摘する。

開放は中国式現代化の鮮明な特徴だ。具体的には、「2025年外資安定化行動計画」の発表、海南島全島を関税ゼロにする「封関運営」事業の開始、「外資参入産業リスト(2025年版)」の改訂・拡大、「対外開放の堅持、多分野での協力・ウィンウィンの推進」を今年の経済政策の重点任務の一つとして掲げたこと、第15次五カ年計画綱要が高水準の対外開放の拡大に関して明確かつ安定的な長期的発展の見通しを世界に示したことなどが挙げられる。

中国の対外開放の扉は閉ざされることなく、さらに大きく開かれていくのみだ。政策効果が徐々に現れるにつれて、中国は高水準の対外開放を着実に推進し、外資系企業に安定的かつ予見可能な発展の優れた環境を提供していく。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年3月19日

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