国際レース優勝で「張雪機車」のバイクが爆売れ メイド・イン・チャイナのスピード感示す
中国のバイクメーカー「張雪機車(ZXMOTO)」が、3月28-29日に行われた2026年スーパーバイク世界選手権(WSBK)第2戦ポルトガル大会のスーパースポーツ(SSP)クラスで、第1レース・第2レースともに優勝して2連勝を果たした。
今回の結果は、中国バイクメーカーが世界トップクラスのWSBKで連続優勝を果たし、ドゥカティやヤマハなど欧米や日本のブランドによる数十年にわたる独占状態を打ち破った快挙と言える。
約4秒差で圧倒的勝利

トップレベルのモーターレースでは、1秒リードすれば明らかな優位だと言われる。張雪機車は今回、2位のバイクに3.685秒差をつけ、4秒に迫る圧倒的優位で優勝し、実力でライバルを圧倒した。
WSBKは国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が1988年にスタートした世界レベルのモーターレース。ロードレース世界選手権(MotoGP)がレース専用に開発されたプロトタイプ車両で争われるのと異なり、WSBKの最大の特徴は、量産車(市販車)をベースに限定的に改装が加えられたバイクで争われる点にある。「サーキット上のモーターショー」と呼ばれ、バイクメーカーが量産技術の実力を「展示」する重要な舞台となっている。
今回、張雪機車がトップに立ったSSPクラスは、主に600~800CCのバイクで争われ、競い合ったライバルはすべて世界のトップブランドのバイクだった。
張雪機車を創業した張雪氏は優勝のカギについて、「今回、投入したレース用バイクは、同クラスの中でも排気量の最高出力が最も大きく、車体重量が最も軽く、重心が最も低いという強みを実現していた」と振り返った。

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)
優勝の効果が市場に波及
3月30日、重慶市両江新区にある重慶張雪機車工業有限公司を取材し、最近の売上状況をたずねると、関係責任者は、「3月28日に優勝した後、注文が目に見えて増加した。新発売の2つの車種のうち、500RRは3月18日から29日にかけて注文が50.94%増加し、820RRの方は3月27日から28日までで90%増加、28日から29日までで158%増加した。重慶地区では500RRの注文は3日ほどで100%増加し、820RRはなんと200%増加した」と説明した。

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メイド・イン・チャイナのスピード感
張雪機車の優勝により、メイド・イン・チャイナのスピード感も示された。これは、現状を打ち破って飛躍を遂げ、実力を高めていくメイド・イン・チャイナの縮図だと言える。
報道によれば、張雪機車はコアとなるエンジンや重要部品から完成車のチューニングまで、独自開発による国産化を100%実現している。張氏は、「独自開発したエンジンがないなら、永遠に組立工場をやるしかないし、海外ブランドに主導権を握られ続けることになる」と率直に述べた。実際のところ、世界の製造分野の競争でチャンピオンになったのは張雪機車だけではなく、比亜迪(BYD)、小米(シャオミ)、蔚来汽車などの新エネルギー自動車は多くの外国人にとって「夢の車」となり、星海図(北京)のロボットは海外の製造業や物流産業、サービス業の多くのトップ企業で高度なシナリオ検証に利用され、顧客は世界中に広がっている。このように、メイド・イン・チャイナは今や、とどまるところを知らないほどの勢いで海外に進出している。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年4月1日
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