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中国青年94.8%が「メイド・イン・チャイナ」に肯定的見方

人民網日本語版 2022年10月08日14:39

新エネ車を運転する人が巷に溢れ、高速列車「復興号」が中国全土を走り回り、火星探査ローバー「祝融号」が火星上陸を成功させるなど、「メイド・イン・チャイナ」がここ10年、重大な成果を挙げ、ブレイクスルーを次々と実現させてきた。中国は今、「中国製造(メイド・イン・チャイナ)」から「中国創造(クリエイト・イン・チャイナ)」に向けた歩みを加速させている。中国青年報が報じた。

中国青年報社・社会調査センターがこのほど「問巻網」と共同で青年2654人を対象に実施した調査では、回答者の94.8%が「ここ10年の『メイド・イン・チャイナ』のパワー」に肯定的な見方を示した。また、94.7%が「周りの『匠の精神』を示す人に力をもらっている」と感じ、70.2%が「社会全体で職人を重視し、匠の心を育てる優れた雰囲気が作り出されることを願っている」と答えた。

「メイド・イン・チャイナ」のパワーを一番感じられるのは「高速鉄道」

2015年の「政府活動報告」で初めて経済戦略「メイド・イン・チャイナ2025」が打ち出され、イノベーション主導、スマート化へのモデル転換、基礎強化、グリーン発展を堅持し、製造大国から製造強国への発展を加速させるという目標が掲げられた。

「メイド・イン・チャイナ」について、北京市西城区徳勝街道(エリア)弁事処に勤めている曹銀林さん(23)は、「中国は現在、油圧ショベル、港湾荷役機械、トンネルボーリングマシンといったインフラ設備の面で目を見張るような成果を挙げている。中国の大手港湾荷役機械メーカー『振華重工』は、世界の港湾荷役機械市場占有率が70%に達し、絶対的な地位を築いている。『三一重工』は、世界の油圧ショベル市場占有率が15%に達し、売上高が世界で断トツトップとなっている」と説明する。

「メイド・イン・チャイナ」のパワーを感じることができる方法について、回答者の74.5%は「中国スピード」で走る「高速鉄道」を一番に挙げている。以下、「以前のライフスタイルを激変させたモバイル決済」(71.7%)、「5G時代に突入して発展したデジタル経済」(71.1%)、「便利な生活をもたらしたシェア自転車やオンライン配車」(62.4%)と続いた。

生活のさまざまな分野で、曹さんは「国産品をまず選ぶ」ようになっているといい、「国産品を買うというのは、気持ちの問題であるだけでなく、その品質を信頼しているから」と話す。

回答者の94.8%が「ここ10年の『メイド・イン・チャイナ』のパワー」に肯定的見方を示していた。交流分析によると、肯定的な見方を示したのが最も多かったのは00後(2000年以降生まれ)で97.5%。以下、80後(1980年代生まれ)が95.3%、85後(85-89年生まれ)が94.9%と続いた。

94.7%が周りの「匠の精神」を示す人に力をもらっている

中国政府が重点的に建設を進める「985プロジェクト」の指定校に通っている大学4年の金欣さんは、「私が知っている統計学者は、数字の背後の関係を深く研究し、問題を発見するために、何年も連続でデータ資料を追跡、収集している。そして、たくさんのエネルギーを使って、忍耐強く、データの検証を続け、収穫があるたびにデータの真相に一歩一歩近づいている。彼らの努力が励みになっており、私もデータを分析する『職人』になれるよう頑張っている」と語る。

「1つのことを極める職人」について、回答者の94.7%が「周りの『匠の精神』を示す人に力をもらっている」と感じていた。うち、最も影響を受けていると感じていたのは00後で97.2%だった。

社会全体が「匠の精神」を尊び、実行するよう促進することについて、回答者の70.2%が「社会全体で職人を重視し、匠の心を育てる優れた雰囲気が作り出されることを願っている」、66.1%が「企業が文化建設に『匠の精神』を組み込むことを願っている」、63.8%が「学校と企業の連携と人材の需要と供給という2つの面から教育・育成を強化してほしい」、60.7%が「職業育成メカニズムを整備し、職業に対する自己肯定感や達成感を抱けるようにしてほしい」と答えた。

回答者の内訳は、00後が27.0%、95後(95-99年生まれ)が21.5%、90後(90年代生まれ)が30.0%、85後が11.1%、80後が10.4%だった。(編集KN)

「人民網日本語版」2022年10月8日

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