英霊の追悼に徒歩で往復54キロ
人民網日本語版 2026年04月08日10:12

寧夏回族自治区固原市内に今月3日早朝5時、固原市第二中学校(中高一貫校)と弘文中学校の教師と生徒約2000人が集まり、任山河烈士陵園に向かって歩き始めた。曲がりくねった山道を進み、両足は筋肉痛で悲鳴をあげ、疲労にめげそうになりながらも、試練を乗り越えて、教師と生徒たちは約5時間後に、任山河烈士陵園の入口に到着。身なりを整え、記念碑の前に立ち、英霊を追悼した。そして儀式を終えると、生徒たちは歴史に思いを馳せながら、英雄に敬意を表して、墓石を拭き、花を供えた。人民網が伝えた。

固原市第二中学校と弘文中学校は1995年から、清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月5日)の前に、任山河烈士陵園まで徒歩で行く行事を毎年実施している。これまで31年間にわたり実施し続けられており、その顔ぶれこそ変わっているものの、歩く道とその信念に変わりはない。

学校は毎年、「歩いて学ぶ思想・政治教育」の前に、この活動を実施する背景や意義について、生徒に理解を深めてもらうための取り組みを行っている。また教師や生徒たちの健康と安全を守るために、1ヶ月前から、体育の授業や朝の体操、休み時間などをフル活用して、多様な身体能力訓練を実施している。さらに、出発前、教師は生徒の体調をしっかりチェックし、行事をスムーズに進めることができるようにしている。

生活リズムの速い今の時代に、「なぜ時間のかかることをする必要があるのか?」、「なぜ54キロも歩くのか」と感じる人もいるかもしれない。この行事を行う理由は、車での移動ではなく、自らの足で歩くことで、英霊に対する敬意を示し、セレモニー感を引き立たせ、その信念を引き継ぐことができるからだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年4月8日
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