29年間人工育成された貴重な高山シャクナゲが初めて開花 四川省都江堰

人民網日本語版 2026年04月10日11:19
29年間人工育成された貴重な高山シャクナゲが初めて開花 四川省都江堰
華西亜高山植物園で、「凸尖杜鵑」の開花状況を観察する王飛・研究員(4月8日撮影・江宏景)。

四川省成都市の管轄下にある都江堰市の竜池国家森林公園内の華西亜高山植物園でこのほど、29年間かけて人工育成が行われてきた貴重な高山シャクナゲ「凸尖杜鵑」が初めて開花した。新華網が伝えた。

同植物園の研究員によると、「凸尖杜鵑」はシャクナゲの中で最も葉が長い種類で、もともとは雲南省や西蔵自治区の標高が高い原生林に分布しており、人工繁殖のサイクルが長く、繁殖の難易度も極めて高いという。今回開花した株は、成長が良好で、28輪の花をつけ、花冠は乳黄色という。

同園の記録によると、この凸尖杜鵑の種子は、雲南省麗江市の標高3千メートルの自生地で1997年10月に採取されたもので、翌1998年春に同園で種まきと育苗が行われた。今回の開花によって、凸尖杜鵑の国内での生息域外保全による開花記録が塗り替えられ、中国における高山シャクナゲの保護と生物多様性研究にとって重要な生体サンプルと実践経験が提供された。(編集KM)

「人民網日本語版」2026年4月10日

注目フォトニュース

関連記事