広州交易会に世界のバイヤー21万人 中国の貿易のレジリエンスを読み解く

人民網日本語版 2026年04月17日13:11

第139回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が4月15日、広東省広州市で開幕した。データを見ると、4月9日の時点で事前登録をした海外のバイヤーは21万人を超えている。

広州交易会は中国の貿易の状況を示すバロメーターだ。事前登録をした海外バイヤーが21万人にも及んだことは、中国の貿易のレジリエンスを示す確固たる証明である。広州交易会を通じて、中国の貿易の長期にわたるレジリエンスのカギを読み解くことができる。

■整ったサプライチェーンが「安定装置」に

今回の広州交易会では、バイヤーの数だけでなく、バイヤーのレベルもさらに注目を集めている。米ウォルマート、英セインズベリー、韓国サムスン電子など、トップクラスの企業290社が出展し、その数は前年同期に比べて30%増加した。ロンドン商工会議所(LCCI)、スイス・グローバル・エンタープライズ(S-GE)など、広州に集まった海外商工関連機関は前年同期比17.5%増の148機関に上った。小売大手からテクノロジー分野のリーディングカンパニーまで、グローバル産業チェーン・サプライチェーンの中核を担う企業・機関が広州交易会に勢揃いしたことの背後には、中国の充実した産業チェーン、安定したサプライチェーンに対する揺るぎない高評価がある。

中国には世界で最も整った工業システムが備わり、基礎的部品からハイレベル設備まで、日用消費財からスマートテクノロジー製品まで、全カテゴリーに及ぶ供給能力で世界の多様なニーズに応えることができる。

■市場の多様化が原動力の中心

広州交易会に新たに参加したバイヤーは主に「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設国からのバイヤーであり、ASEAN、中東、中央アジア、中南米などの新興市場で需要が高まり続け、欧米の伝統的市場と相互補完する局面を形成している。こうした多様化した配置は外部リスクを効果的にヘッジし、中国の貿易を複雑な環境の中でも常に安定させ続けている。

■イノベーションの高度化が力強いエンジンに

今回の広州交易会は「新・グリーン・スマート」の流れをしっかりと捉え、関連の展示専用ブースは179ヶ所に増え、サービスロボット、スマート医療の専用ブースが設置されたのと同時に、スマートウェアラブルデバイス、ディスプレー技術、消費者向けドローン、農業用ドローン、機能材料・テクノロジー材料など9つの専用ブースも初めて設置された。

今回の広州交易会には、「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」や単一分野のチャンピオンといった称号を持つ優良企業が1万1000社以上出展しており、その数は前回に比べて5.1%増加し、過去最高水準を上回った。

広州交易会の熱気あふれる様子は、中国経済の活力を直接的に示すものだ。バイヤー21万人が次々に参加を申し込んだことは、中国の開放的な姿勢に対する評価であり、グローバル経済貿易協力に対する期待でもある。(編集KS)

「人民網日本語版」2026年4月17日

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