「ハイブリッド米の父」袁隆平氏の教え子が砂漠でライコムギの栽培に成功
人民網日本語版 2026年05月15日10:33
「ハイブリッド米の父」と呼ばれる中国工程院院士の故・袁隆平氏のもとで5年間学んだ鄺翡婷博士が最近、研究の成果を紹介する動画をアップした。動画には、新疆維吾爾(ウイグル)自治区のアルカリ性の砂地が広がる砂漠で、ライコムギが人の背丈よりも高く、すくすくと育っている様子が映っている。

鄺博士は、ライコムギの特性について、「食糧にも飼料にもできる農作物で、やせた土地でも育ち、寒さ、乾燥、アルカリ性、砂あらしにも強い」と説明する。

さらに、「新たに開墾したアルカリ性の砂地が広がる砂漠に普通の小麦を植えると、発芽も難しく、2-3年かけて改良しなければ、収獲を増やすことはできないのに対して、ライコムギなら、1年目から飼料用として、かなり多い量となる1ム―(1ムーは約6.7アール)当たり3-4トンを収獲できる」という頼もしい結果も紹介している。

鄺博士は、袁院士から直接指導を受け、実験の進捗を直接チェックしてもらい、5年間にわたって、袁院士の手を焼かせたことも少なくなかったという。
袁院士は2019年に博士課程で学ぶ学生への指導について、「頭を搔きむしりたくなる」とその焦りを語ったことがあり、頭を掻きむしる様子を映した動画や写真がソーシャルメディアで大きな話題となったことがあった。


今ではそんな手を焼かせた教え子がバトンを繋ぎ、アルカリ性の砂地が広がる砂漠で、生産性の高い農作物を育てるという夢を叶えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年5月15日
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