開門と同時に軍馬が走り出てくる三国赤壁古戦場景勝地が話題に
湖北省赤壁市にある三国志の名場面「赤壁の戦い」の舞台となった「三国赤壁古戦場景勝地」の門が午前9時半に、大きな太鼓の音が響き渡るなか、開くと、軍馬数頭がパカパカという蹄の音を立てながら登場した。そして、来場者は、まだ入場していないうちから、「赤壁の戦い」の世界へと引き込まれていた。人民網が伝えた。

開園と共に登場した軍馬(撮影・彭昀迪)。
この心揺さぶられる一幕は、来場者を歓迎するセレモニーで、「三国赤壁古戦場」の従来の文化観光の枠を超える画期的な取り組みとなっている。その変革において、軍馬が特別な役割を果たしている。
大多数の景勝地は、来場者が入場するのを待ち、来場者はじっと座って、遠くからショーなどを観賞するというスタイルを採用している。そんな中、「赤壁古戦場」は景勝地内の小さな舞台で軍馬のパフォーマンスを披露するという従来のスタイルを積極的に打破し、軍馬が「景勝地の門」を出て、さらに大きな「舞台」へと進出するよう取り組んでいる。

馬術のパフォーマンス(撮影・彭昀迪)。
景勝地の韓雪・執行総経理によると、「これらの軍馬は、長年トレーニングを受けており、人混みや騒がしい場所、突発的なシーンに対応でき、毎回、秩序に基づいて、落ち着いてパフォーマンスを披露してくれている。馬術チームは2011年の景勝地オープン当時から立ち上げられた。馬術チームは、景勝地の最初の模索の段階から、安定して深く掘り起こし、アップデートするまでの『華麗なる変身』を、実際に経験してきた」と語る。

景勝地でパフォーマンスを披露する女性たち(撮影・彭昀迪)。
毎日繰り返し練習を積み、実際にパフォーマンスを1000回以上披露して、腕を磨き続けることで、馬術チームは、「ミス0」という驚異的なパフォーマンスの実力を誇るようになっている。そのため、来場者を迎えるために、軍馬たちに安心して、景勝地から出てもらうことができ、自信を持って心震わせるパフォーマンスを披露することができている。

文化クリエイティブグッズ(撮影・張隽)。
軍馬IPが大きな話題になっているということは、「匠の心」を忘れずに、馬術のパフォーマンスの腕を磨き続けたことの成果であり、新時代における文化観光消費の新たな動向を生き生きと反映しているということもできる。
韓執行総経理は、「デジタル化された娯楽が普及すればするほど、人々はリアルな没入型体験を渇望するようになる。AIやバーチャル・リアリティ(VR)技術を通して、歴史上のシーンを再現することができるが、心が揺さぶられるような思いは、景勝地で行われる実際のパフォーマンスがもたらす没入型体験でしか感じることができない。景勝地における軍馬のパフォーマンスが大きな話題になっているというのは、リアルなシーンで歴史に触れることを切望する観光客の新しいニーズにマッチしているから」との見方を示す。

「赤壁·借東風(東風を借りる)」をテーマにしたショー(撮影・周恬)。
「三国赤壁古戦場」は現在、全天候型の没入型エコロジーの構築に力を入れている。日中は、趙子龍が単騎で阿斗を救う「趙子龍救主」や「小喬奉茶」といった常設の14パフォーマンスが順次披露され、夜になると、美しいライトアップが目玉の超人気パフォーマンス「赤壁·借東風(東風を借りる)」が披露されて、「東風街」はファンタジックな雰囲気に包まれる。そこで来場者は歴史の「傍観者」ではなく、「参加者」になることができる。
その他、景勝地は、弩機や軍艦「艨艟」といった文化財を深く掘り起こし、それをモチーフとして、模型やフィギュアを開発している。また、後漢末期の武将・周瑜や後漢末期から三国時代の蜀漢の武将・諸葛亮といった人物にも焦点を合わせ、文化クリエイティブグッズを打ち出し、歴史を目で見て、遊び、コレクションできるようにしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年6月15日
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