メイド・イン・チャイナのパワードスーツで再び歩けるようになったアルゼンチンの女性

人民網日本語版 2026年07月13日11:12

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの団地で最近、マリア・ローラ・ビスカーリアさん(55)が、パワードスーツを装着して歩いていた。

ビスカーリアさんは、今年の中国の広州交易会で中国企業が設計・製造したパワードスーツを試着した時のことを振り返り、「私が再び立ち上がって歩き始めた瞬間、その場にいたみんながとても感動していると感じた」と感慨深げに話した。

パワードスーツを装着して歩くビスカーリアさん(撮影・フアン・マヌエル・フォグリア)。

パワードスーツを装着して歩くビスカーリアさん(撮影・フアン・マヌエル・フォグリア)。

会計士兼企業のトレーニング講師であるビスカーリアさんは、ブエノスアイレスの郊外で暮らしている。そんな彼女は筋ジストロフィーの闘病生活を25年続けているが、「病気の影響で身体の筋肉をコントロールすることが少しずつできなくなっているので、普段の生活も車イス頼りになってしまっていた」と話す。

しかし、「今年初め、顧客のクララから一緒に中国輸出入商品交易会(広州交易会)に行ってほしいと誘われた。ビジネスの機会を探すのが目的だったが、中国訪問で一番のプレゼントに出会った」という。

ビスカーリアさんたちは展示館のスマートサービスロボットエリアに行った際、杭州太希智能科技有限公司のブースに展示されている、腰に装着するパワードスーツに惹きつけられた。

ビスカーリアさんは、「ブースのスタッフにサポートしてもらってパワードスーツを装着したところ、立ち上がることができた。生まれて初めての体験で、とても感激した。その時、友人は私より喜んでくれて、涙を流していた。このパワードスーツは、性能がとても良く、私の動こうとする意思を察知して、歩くのをサポートしてくれる」と喜ぶ。彼女がパワードスーツを装着して歩く様子を捉えた動画が複数のメディアで紹介されると、大きな注目を集め、ソーシャルメディアでも検索のトレンド入りした。そして、「太希智能」の招きを受けて、ビスカーリアさんらは浙江省杭州市にある同社の本社を訪問し、そこで腰に装着する最新型のパワードスーツを贈呈された。

ビスカーリアさんは取材に対して、「パワードスーツが私の生活を変え、私はついに散歩に出かけることができるようになった」とし、「太希智能」と連絡を取り続けて、同社が改良できるよう、使用して感じたことや提案などを伝えているという。そして「中国の企業や科学研究者にとても感謝している。このようなテクノロジー成果が世界の一つでも多くの国や地域で使われ、一人でも多くの私と同じような境遇の人の助けになることを願っている」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2026年7月13日

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