中国における砂じん現象の発生回数と規模、いずれも低下傾向に
国家林業・草原局は、中国で春季に発生する砂じん現象は、ここ20年間で、全体的に発生回数が減少し、規模も弱まっている傾向にあり、年平均12.5回からここ数年は9.6回に減少していることを明らかにした。新華社が伝えた。
砂嵐は中国北部エリアでよく見られる災害をもたらす気象現象で、自然の気象プロセスの一種でもある。例年3月から5月にかけて発生が多くなる。今年の春、中国では計8回の砂じん現象が観測された。
中国はここ数年、山・水・林・田・湖・草・砂の一体化保護と系統的な管理体制を堅持し、「三北(西北・華北・東北)」プロジェクトの難関攻略ポイントを重点とし、砂漠化の総合予防・抑制を全面的に推進してきた。「十四五(第14次五カ年計画:2021~2025年)」期間中、全国で計約1013万ヘクタールの砂漠化した土地の対策を終えた。
長期的かつ持続的な対策によって、中国の砂漠地域における生態環境は改善し続けている。全国の砂漠化した土地の面積は、4回のモニタリング期間に減少し続け、20世紀末の時点では年間平均で約34万3千ヘクタール拡大していたが、現在では年間平均約66万7千ヘクタールの縮小へと転換した。八大砂漠と四大砂地における土壌の風食総量は、2000年比で約40%減少、重点対策エリアでは、「砂進人退(砂漠化が進み、人が追い出される)」から「緑進砂退(緑地化が進み、砂漠が後退する)」という歴史的な大転換を実現した。
また、中国は「国連砂漠化対処条約」の履行に積極的に取り組んでおり、海外研修や技術交流、プロジェクト協力などの方法を通じて砂漠化防止の経験を共有し、世界の砂漠化ガバナンスと砂じん災害の予防・抑制に向けて「中国の知恵」と「中国の案」によって寄与している。(編集KM)
「人民網日本語版」2026年7月13日
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