韓国が中国に清代の石獅子一対を返還

人民網日本語版 2026年07月24日15:53

韓国が中国に返還した清代の石獅子一対(韓国ソウルの澗松美術館前で7月23日撮影・姚琪琳)。

韓国が中国に返還した清代の石獅子一対(韓国ソウルの澗松美術館前で7月23日撮影・姚琪琳)。

韓国が中国に返還する清代の石獅子一対の引渡式が7月23日、ソウルの澗松美術館で行われ、中国国家文物局が韓国・国立中央博物館からこの石獅子一対を正式に受領した。人民日報が伝えた。

韓国側が今回返還した石獅子は大理石でできており、総合的な分析から清代の王や公主などの邸宅の門に置かれていた獅子であったとされている。1933年、日本の山中商会が大阪でこの石獅子一対を競売にかけ、澗松美術館の創設者である全鎣弼氏が購入した。1938年に澗松美術館が開館した後、石獅子は同館の葆華閣正門に設置された。全鎣弼氏は生前、この石獅子が中国の文化財であることを常に心に留め、中国に返還したいと願っていた。2025年12月、澗松美術館の委託を受け、韓国・国立中央博物館は中国国家文物局と石獅子返還に関する協議を開始し、最終的に合意に達した。

中国の文化観光部(省)の副部長で、国家文物局局長の饒権氏は引渡式での挨拶で、「石獅子返還協力は、中韓両国首脳の人的・文化的交流深化に関する合意を実行に移した実務的措置だ。中韓両国はいずれも文化財流失の痛みを経験し、流失した文化財を取り戻すための努力を続けている。韓国が中国に石獅子を返還したことは、韓国側の中国の文化財に対する尊重と善意を示すもので、両国民の心の通じ合いに生き生きとした文化的注釈を加えるものだ」とした。(編集TG)

「人民網日本語版」2026年7月24日

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