AI映像界が「劇的」な人材不足! 求人179%増、月収2万元の職種も
人工知能(AI)を活用した映画・テレビ作品の爆発的成長により、映像業界の人材ニーズに構造的な変化が起こり、AI編集者やガチャ師などの職種で人材不足の状況が広がっている。今年6月には、AI編集者の求人が前年同期比179%増と急増したと同時に、従来の編集者の求人も7%増加した。
これまで映画・テレビなどの映像作品を1本制作するには、脚本、監督、撮影、美術、編集、特殊効果などのスタッフが必要で、制作チームには少なくとも数十人、多ければ数百人のスタッフがいた。しかし現在では、1人で完成させることも可能になった。

業界のデータによると、AIの導入によって、映像作品の制作サイクルがこれまでの月単位・年単位から日単位へと短縮され、ショートドラマ1話分の制作にはわずか数時間しかかからず、視覚効果(VFX)やプレビューなどのプロセスは軒並み効率が3~10倍向上した。
AI技術は映像制作の効率を大幅に向上させただけでなく、コストも削減した。従来の撮影では数十人から数百人のチームが必要だった作業量も、AIに切り替えれば制作コストに最大100倍の差が生じる。
映像業界で20年近く活動する映画・テレビ監督の何自強氏は、中国国内でいち早くAIを活用して「テキストから画像生成」、「画像から動画生成」を行ったクリエイターだ。何氏が最近手がけた作品の制作チームには、AIストーリーボードアーティスト、AI画像生成技術者、AIガチャ師(ガチャのようにランダムな質の動画が生成される状況で、意図した高品質のコンテンツを生み出せるようAIに指示を与える職種、プロンプトエンジニア)、AI編集者など、多くの新しい職種のスタッフが加わった。これらのスタッフの多くは、映画・テレビの専門教育を受けた人ではないという。

AIを活用した映画・テレビ作品の爆発的成長により、映像業界の人材ニーズに構造的な変化が起こり、AI編集者や「ガチャ師」などの職種は人材不足が拡大を続ける。
今年6月には、AI編集者の求人は前年同期比179%増と急増したと同時に、従来の映像編集者の求人も7%増加した。
AI映像作品関連の職種の月収は個人の能力によって決まるが、一般的には8000元(1元は約24.2円)から2万元ほどだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年7月28日
注目フォトニュース
関連記事
- 上海でAIが1200か所以上の交差点の渋滞緩和に貢献
- APECデジタル・AI閣僚級会議が開催 「成都声明」を採択
- 前代未聞のAI暴走事故! 中国製AIが事態の収拾に一役
- 2026年世界AI大会・AIグローバルガバナンスハイレベル会合が閉幕
- 中国の大規模AIモデルが再び世界を驚かせた理由
- 中国、AIオープンソースLLMの世界累計ダウンロード数が100億回を突破
- 今、人気の職業はコレ! AI関連の新職業が急速拡大
- 「グローバルAIイノベーション指数報告」発表 中米がAIイノベーションのトップグループに
- 「世界初」「初公開」が続々 2026年世界AI大会に登場した画期的成果と実力
- 上海から読み解く、AI時代の問いに対する中国の答え
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn








