「グローバルAIイノベーション指数報告」発表 中米がAIイノベーションのトップグループに
17日に開催された「2026年世界人工知能大会(WAIC)」の科学フロンティア全体会議で、中国科学技術情報研究所が「グローバル人工知能(AI)イノベーション指数報告2026」(以下「報告」)を発表した。報告によれば、米国と中国がトップグループを安定的に維持。米国は78.44ポイントで大きくリードし、中国は60.49ポイントで第2位となり、第3位との差は20.5ポイントに達した。指数の発表が始まってから7年間、米国は首位を維持し続け、中国は6年連続で第2位となっている。科技日報が伝えた。

中国科学技術情報研究所の黄琦・党委員会書記は、「25年以降、中国はAIの技術イノベーションと産業応用において大きな成果を収め、総合的な実力を著しく高めている。大規模言語モデルの訓練における演算能力の効率とコストの優位性が顕著であり、AI指数と訓練用演算能力の規模との比率」で評価すると、中国の代表的な大規模言語モデルの演算能力効率は、米国の主要モデルの平均を30.4%上回った。また、主要モデルのトークン当たりの平均価格は、米国の同等製品の約4分の1となっている」と指摘する。
それだけにとどまらず、世界をリードするオープンソースモデルが相次いで登場しており、中国のAIモデルはダウンロード数と派生モデル数において米国を上回り、世界のAIオープンソース・エコシステムを牽引している。大規模言語モデルとエンボディドAIの産業競争力も急速に高まり、人型ロボットの量産化を世界に先駆けて実現。25年の出荷台数は世界全体の88.7%を占めた。
中国と米国のAIイノベーション格差は縮小し続けており、両国の総合得点差は23年の22.02ポイントから、24年には19.96ポイント、25年にはさらに17.95ポイントへと縮小した。データセンター保有率、人口1人当たりAI特許取得件数、影響力の高い機械学習モデル数、AIオープンソースプロジェクトの活発度などの指標において、中米の差はいずれも10ポイント以上縮小している。
その一方で、課題を指摘する声もある。中国科学技術情報研究所重点科学技術分野研究センターの李修全センター長は、「米国と比べると、中国は基礎的・独創的イノベーションや高性能演算能力などの面で依然として課題を抱える。AI分野のトップ国際会議における高被引用論文数やAI演算能力のストック規模などは引き続き米国を下回っており、AI分野へのベンチャーキャピタル投資額では、中米間の格差が拡大している」と指摘する。(編集NA)
「人民網日本語版」2026年7月20日
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