中仏青年が重慶市公文書館に日本軍の中国侵略時の爆撃に関する史料を寄贈

人民網日本語版 2026年08月11日11:19

フランス人のマルクス・デトレーズ氏、バスティン・ラタ氏と中国人青年の鍾灝松氏が収集・整理した、日本軍による中国侵略時の爆撃に関する公文書(スキャンデータ)が10日、正式に重慶市公文書館に引き渡された。寄贈された史料は同館の所蔵資料として永久保存され、研究・利用に供される。中国新聞網が伝えた。

今回引き渡された公文書史料は計138ページで、いずれもフランスの公文書機関の史料を複製したものだ。フランス語を中心に、一部中国語の文書や地図も添えられており、第三者の視点から日本軍による中国侵略時の爆撃の史実を記録している。軍事行動、戦争犯罪、民衆の苦難、国際社会の反応など多角的な観点から、日本軍国主義による侵略の犯罪行為を暴き出しており、中国の抗日戦争史及び世界反ファシズム戦争史の研究を深める上でプラスの意義を持つ。

初期段階の整理によると、これらの公文書史料は重慶大爆撃と成都大爆撃に焦点を当て、1938年から1941年までを対象としている。在重慶フランス領事館の領事や在四川代表、在中国フランス大使、軍事武官との間で交わされた電報や書簡や、日本軍による重慶各地への爆撃に投入された軍用機編隊、投下爆弾の規模、爆撃時間などに関する情報のほか、家屋の損壊、死傷者、住民の生産・生活状況、中国の防空体制の整備状況とその成果などが記録されている。

特筆すべきは、史料の中に1941年6月5日に発生した重慶大爆撃の「六・五」トンネル惨事に関する原記録が完全な形で保存されていることだ。そこからは、空襲がもたらした悲惨な死傷状況を明確に見て取ることができる。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年8月11日

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