【イラストで読み解く】「勝者のいない」米加貿易紛争

人民網日本語版 2026年09月04日13:46

トランプ米大統領は8月27日、米国とカナダの国境に位置するオンタリオ湖の名称を「アメリカ湖」に変更する大統領令に署名した。カナダのカーニー首相は直ちにこれを批判した。

イラスト作成・馬宏亮(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

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この改称騒動の背景には、エスカレートし続ける米加貿易紛争がある。米加間の貿易交渉が決裂した後、米国は200億ドル(1ドルは約155.8円)相当のカナダ製品に50%の関税を課し、カナダも9月8日から米側に同額の報復関税を課すと発表した。米側はさらに、2027年までにカナダ製の自動車と鉄鋼に対する輸入関税を50%まで引き上げる方針を打ち出した。

長年にわたり、米加両国の経済は深く結び付いてきた。ひとたび貿易戦争が始まれば、双方共に打撃を被ることになる。貿易戦争に勝者はいない。米国とカナダの「友好の小船」がいとも簡単に転覆したことは、世界の貿易環境の変化の縮図でもある。保護貿易主義は、経済・貿易上の対立の解消にはなり難いだけでなく、企業や消費者の負担を増大させる可能性もある。(編集NA)

「人民網日本語版」2026年9月4日

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