コア部品の現地調達率100% 羽ばたく安徽省蕪湖市の航空タウン

写真提供・新華社(資料写真)
安徽省蕪湖市湾沚区にある航空産業パーク「航空小鎮」(航空タウン)の交流スペースには、その評判を聞きつけた人々がやって来る。そうした人々の多くは、全国で早い時期に「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)の関連事業を展開したこの航空産業パークが一体どんな様子なのかを見るためにやって来る。
湾沚区の安徽蕪湖「航空小鎮」は、計画面積が3.49平方キロメートル。蕪湖航空産業パークに備わるトータル産業チェーンを基盤にすると同時に、文化・観光の要素も取り入れ、特色ある航空文化観光産業を構築している。
同区の蔡伝林副区長によると、蕪湖航空産業パークには現在、ゼネラル・アビエーションの完成機、ドローン製造、航空3大コア部品、低空域スマート連携システム、低空域運営など産業チェーン全体で200社を超える企業が集まり、ゼネラル・アビエーションのエンジン「中国心」、システム「中国脳」、スクリュー「中国槳」はいずれも、蕪湖市において「中国国内での製造とメンテナンス」を実現している。
蔡副区長は、「パークの中心エリアでは、ゼネラル・アビエーション完成機コア部品の現地調達率が100%に達し、『パークの中で国産ゼネラル・アビエーション用航空機を製造する』という目標がほぼ達成された」と述べた。
蕪湖市低空智聯航空科技有限公司全域低空スマートフライトコントロールプラットフォームのデモンストレーションホールでは、低空域を運航する航空機の状態が大きなスクリーンにリアルタイムで映し出されている。
同社の朱葆娟社長は、「飛行禁止エリア、管制エリア、飛行可能エリアが一目で分かり、各飛行機の速度、高度、位置もどれも手に取るように分かる。現在、当社は低空域スマート連携ネットワークの構築作業を先頭に立って進めており、300メートル以下の低空域をカバーするスマートモニタリングネットワークを構築し、宇宙・空中・地上が一体化した『神経中枢』をほぼ構築した」と述べた。
また朱社長は、「当社はこの『神経中枢』構築を低空域スマート連携ネットワーク『鴻蒙』システムへと発展させ、将来的には社会各方面のより多くの応用につなげ、各種低空域応用シーンの実践を推進したいと考えている」と述べた。
「飛行させる」という中核的なニーズをめぐり、「航空小鎮」は今、プラットフォーム構築、貨物輸送業の発展、シーンのイノベーションを着手点としながら、飛行を総合的に支える基盤を構築しつつある。2025年の航空産業拠点の生産額は前年比32.6%増の350億元(1元は約23.7円)に上った。企業が海外から巨額の注文を獲得し、1件あたりの金額は最高で10億ドル(1ドルは約157.9円)に達し、産業の発展レベルと開放レベルがともに新たな段階へと進んだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2026年10月29日
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