外交部:ICAOの台湾参加支持の法案に米大統領が署名した件
米大統領が国際民間航空機関(ICAO)の活動への台湾の参加を支持する法案に署名したことについて、外交部(外務省)の華春瑩報道官が16日の定例記者会見で質問に答えた。
記者:オバマ米大統領は12日、ICAOの今年の総会への台湾のオブザーバー参加を支持する法案に署名した。これについて中国側のコメントは。
華報道官:台湾同胞のICAOを含む国際組織の活動への参加の問題は、中国人自身の事だ。中国はいかなる外国の政府、組織、または個人の介入にも強く反対する。
米議会の当該法案は「1つの中国」政策と中米間の3つの共同宣言の原則に深刻に違反するものであり、中国はこれに強く反対するとともに、すでに米側に厳正な申し入れをした。
われわれは米側に対して、台湾問題で中国側に示した約束を守り、台湾関連の問題を慎重かつ適切に処理し、中国への内政干渉を止め、両岸関係の平和的発展にプラスのことをするよう促す。その反対のことをするのではない。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年7月17日