国際クリエイティビティ・フェスに中国ネット企業が参加

人民網日本語版 2019年06月24日09:35

世界最大級の広告賞・カンヌライオンズの国際クリエイティビティ・フェスティバルが、今月17日から21日までフランスのカンヌで開催される。今回は中国のインターネット企業数社が参加し、世界の同業者とともにイノベーション・クリエイティブ分野での経験とソリューションを共有し、同業者たちの注目を集めている。人民日報が伝えた。

このフェスは「広告業界のアカデミー賞」と呼ばれ、世界の広告・クリエイティブ界で最も影響力をもつ年に一度の祭典だ。世界のマーケティングやクリエイティビティのバロメーターでもある。今年は科学技術イノベーションと人類の持続可能な発展に焦点が当てられ、中国の参加企業は展示、フォーラム、基調講演などを通じて、中国がイノベーション・クリエイティブサービスを人類の素晴らしい生活と持続可能な発展のためにどのように利用しているか、その考え方や見方を紹介する。

人工知能(AI)を利用した医療実験室のデモンストレーションから5Gデジタル革命の基調講演、そして儒教の思想と西洋ブランドを融合した広告クリエイティビティ……。中国の参加企業は、見どころ満載でトレンドの真ん中をいく「中国クリエイティビティ」を紹介し、世界の同業者たちはグローバルクリエイティビティ分野の「中国哲学」をより深く理解することになる。フェス責任者を務めるテリー・サベージさんは、「中国に行ったことがある人、中国を知っている人なら、誰でも中国文化に強い興味を抱く。こうしたわけで中国のクリエイティビティも今回のフェスで高い関心を集める。中国がみせるのはクリエイティビティのイノベーションや技術の成果だけでなく、これらを媒介にして、世界にデジタル化ソリューションによる世界的問題の解決の考え方を打ち出しており、賞賛に値する」と話す。

今回のフェス開催期間中、騰訊集団(テンセント)は「科学技術は善へ向かう」と「デジタル文明」をテーマにした2つの基調講演やテーマフォーラムなどに参加し、具体的な実践・経験の共有を通じて、イノベーション・クリエイティビティが人類社会にもたらす大きな利便性を示すという。AI医療診断、視覚障害者のオンライン交流をサポートする光学文字認識機能、スマート農業共同実験室など、人類のより素晴らしい生活の共同創造に力を入れる一連のクリエイティビティの実践が、参加者の興味を引いた。英国の広告会社でマネージャーを務めるベレンジャー・レーゼさんは取材に対し、「中国企業がフェスの現場で共有するクリエイティビティを見ると、大きな刺激を受ける。教育資源のバランスの取れた発展の促進を目指した『インターネット+教育』が特に印象深かった。人類社会の持続可能な発展はあらゆる人々の関心や考え方の中に現れており、中国企業はこうした観点から出発して、ヒューマニゼーションを実現した多くのクリエイティビティを用いて他国に参考になるものを提供している」と述べる。

コンペティション部門でも、中国の出展企業チームは目を見張る成績を上げた。Loongクリエイティブ機構、騰訊交益、騰訊広告、中国臓器提供管理センターが共同制作したショート動画「1人のバスケットチーム」がPR類作品の銀獅子賞を受賞した。また今回は騰訊とP&G、ユニリーバなどの国際的企業25社が共同で、「2020年をめどに『グローバルブランドイノベーション・クリエイティビティセンター』を設立し、『最高マーケティング責任者(CMO)マスタークラス』を設置し、より多くの業界関係者に豊富なリソースと専門的プラットフォームを提供する」ということを発表した。

騰訊の劉勝義シニア執行副社長は取材に対し、「科学技術は『実用性』と『善良さ』を兼ね備えていなければならない。それでこそ人類の発展と社会の進歩を本当に後押しすることができる。私たちは世界の業界関係者とともに、科学技術イノベーションを通じてスマートで高効率の都市建設、地球的課題への共同対応に寄与していく」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年6月24日

  

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