香港地区、暴徒のナパーム弾攻撃で警察官が大やけど

人民網日本語版 2019年08月13日08:53

香港地区で11日夜、暴徒がナパーム弾を投げ、警察官が大やけどを負う事件があった。新華社が報じた。

やけどを負った警察官(8月11日撮影)

同日、香港警察が「反対通知書」を発表したにもかかわらず、香港地区の複数のエリアで、抗議者がデモを行った。そのうち長沙湾警察署や尖沙咀警察署、湾仔警察本部などでは、暴徒が警察官にガソリン爆弾を投げたほか、警察官に対して強い光線を照射した。尖沙咀警察署で勤務中だったある警察官は、暴徒が投げたナパーム弾が原因で両足を大やけどし、左足の10%が二級のやけど、右足の3%が一級のやけどと診断された。

香港特別行政区政府警務処の盧偉聡処長は、「暴徒が危険を顧みず、違法な暴力行為をはたらいていることに関して、非常に憤りを感じ、強く非難する。誰かを負傷させ、ひいては生命の安全に関わる暴力行為に対して、警察は全力で責任を追究する」と述べた。

やけどを負った警察官の手(8月11日撮影)

香港地区では連日、抗議者がレンガや鉄パイプ、有毒・有害な液体・粉末、さらにはナパーム弾などを使い、過激で残忍な手段で警察を攻撃する事態が続いており、多くの警察官が負傷している。

香港特別行政区政府警務処・警察公共関係科警司の劉肇邦氏は、「警察官9人がレーザー光線を照射され負傷した。一部の警察官はまだ回復していないため、仕事に復帰できていない」と説明する。レーザー光線を照射されると、しばらく視力が落ちるほか、目に深刻なダメージを与えることさえある。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年8月13日

  

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