空き缶で超豪華な髪飾りを手作りする成都の女性が話題に

人民網日本語版 2020年01月08日14:10

雁鴻さんが作った髪飾り。

1989 年生まれの雁鴻さんは、動画共有サイト「ビリビリ(bilibili)動画」 で 23 万人のフォロワーを抱え、動画の再生回数が560 万回に達する投稿主だ。

雁鴻さんの動画の再生回数が 560 万回まで急増し、大人気となった理由は、彼女が手作りで、中国の歴史ドラマで登場する髪飾りを再現しただけでなく、そのクオリティが非常に高かったからだ。

元看護師の雁鴻さんは、清の第6代皇帝・乾隆帝の時代が舞台のドラマ「延禧攻略(Story of Yanxi Palace)」が放送され、大人気になった時に、清の時代の衣装や髪飾り、うちわなどを作り、そのクオリティの高さが、フォロワーの間で好評を博した。当時、同ドラマに夢中になっていた雁鴻さんは材料を買いそろえ、初めて髪飾りの「絨花」を作った。

雁鴻さんが作ったドラマ「明蘭~才媛の春~」をイメージした髪飾り。

ドラマ「明蘭~才媛の春~(原題:知否知否応是緑肥紅痩)」では、明蘭が結婚した時に着用していた鳳冠が印象的だったという。雁鴻さんは予告動画の数秒間のシーンと探し出した劇中写真を頼りに、わずか数日で、その鳳冠を再現し、その回が放送されたすぐ後に、「ビリビリ動画」に作り方を紹介する動画を投稿した。

雁鴻さんが作ったドラマ「如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~」をイメージした髪飾り。

1本目の動画を投稿してから、これまでわずか1年の間に、合計 105作品の動画を投稿し、その内容も、絨花やヘアピン、各種髪飾りなどバラエティーに富んでいる。

手作りで、ハイクオリティな髪飾りを紹介するようになり、雁鴻さんは 「ビリビリ動画」で人気の投稿主となった。現在、フォロワーの数は23 万人、動画の再生回数は 560 万回に達している。

雁鴻さんが作った髪飾り。

雁鴻さんが投稿している105本の動画のなかで再生回数が最も多いのは、 空き缶18個を使った京劇の鳳冠の作り方を紹介したもので、そのデザインはあるゲームのキャラクターにインスピレーションを得たという。

雁鴻さんは、空き缶を洗い、切って平らに伸ばし、表面の塗装を落とし、アルミ板を作り上げ、そこに厳選したガチョウの毛を接着剤で下絵の裏側に貼り付けてから切り取る。それをアルミ板に貼り付け、さらに太さの異なる細い針金を周囲に巡らせるように貼り付けて、アルミ板を切り取り、パーツを作り上げていく。この手順は雁鴻さん自身が試行錯誤を重ねて考えたそうで、「先にアルミ板を切ってからガチョウの毛を貼り付けようとすると、どうしても隙間ができてしまうから」と説明する。

雁鴻さんが作った敦煌の供養人シリーズの髪飾り。

こうして一つ一つ丁寧に作り上げた髪飾りの蝶々や鳳凰などの細かなパーツを組み立てて豪華な京劇の髪飾りを完成させるのに、デザインと磨き、加工に13日間、組み立てに2日間の合わせて約 200時間かかったという。

作り方を紹介する動画のほか、雁鴻さんはオーダーも受けており、昨年 9 月、半年かけて明の時代の豪華な髪飾りを作った。購入者は漢式の結婚式を挙げる際にそれを身に着けたという。他にも、雁鴻さんは自分のアイデアも盛り込みながら、敦煌の供養人や山海経に登場する神獣なども作っている。

雁鴻さんが作った山海経シリーズの髪飾り。

数ヶ月前、雁鴻さんはECプラットフォームにショップを開き、手作りに必要な半加工された材料を販売し始めた。そしてそこにアップされている作り方の動画は、「ビリビリ動画」にアップされている動画となっている。

雁鴻さんは今、夫と共に、手作りの趣味を仕事にしてアトリエを開くという目標を持っているという。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年1月8日

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