オンラインで学校が再開したり、企業活動が相次いで再開したりするのにともない、コンピューター、プリンター、マスク、弁当箱、ヒーターといった新たな人気商品が、ネット通販の買い物かごにますます多く入るようになった。勉強の仕方も、働き方も、さらには通勤手段も、新型コロナウイルスによる肺炎のために小さな変化が生じている。「北京日報」アプリが伝えた。
プリンター
オンライン学習でプリンターが必要なのはどうしてか。原因の1つとして、パソコンのディスプレーばかり見ていると子どもの目に良くないので、学習用資料を印刷するということがある。また別の原因として、先生から出される宿題はやはり紙でやった方が便利であり、子どもも慣れているということがある。露西さんは、「プリンターがなかった数日間、自分で子どものために宿題を書き写していたが、面倒だし写し間違いも多かった」と話した。
ノートパソコン
パソコンもオンライン学習の重要なハードウェアだ。2人の子を持つ母親の世俊さんは、「家にあったすべてのパソコンはフル稼働中。デスクトップ2台は大人2人がテレワークで使い、ノート1台は長女がオンライン学習で使っている。次女にはタブレットを使わせていて、幼稚園の宿題の動画を見ながら、服のたたみ方を覚えている」と話した。
露西さんは元々家にあるパソコンを使おうと思っていたが、デスクトップは型が古く、学習用ソフトをインストールすると動かず、古いノートはディスプレーが小さすぎた。そこでやむなく6千元(1元は約15.7円)近くはたいて、新しいノートを1台買った。「これで我が家の勉強問題、仕事問題はすべて解決した」という。
マスク
上海市の金融企業で働く浩さんは、仕事が再開する前の週に入念な準備をした。
まずなんと言ってもマスクだ。浩さんは専門的知識を活かし、ネットで検索して、春節(旧正月、今年は1月25日)の日に、オフラインの実店舗薬局9店を購入先のターゲットに定め、316元でサージカルマスク400枚を入手することに成功した。自分では使い切れないと思ったので、約240枚を隣近所に配ったという。
電気ヒーター
浩さんが働いているオフィスビルは、交差感染を避けるため、セントラル空調を止めている。上海はまだ寒い時期なので、電気ヒーターを買い、足元に置いて暖を取っているという。
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