旧暦の午年を目前に控えた頃、済魯に住むインターネット利用者の龐宏さんが発表した写真がネット利用者の人気を集めた。写真では済南の衛星写真にとらえられた生き生きとした「走る馬」の姿が見られ、絶妙な「馬」の姿が話題を呼んだ。斉魯網が伝えた。
龐宏さんの提供した位置に基づき、記者は衛星写真を利用して黄河近くの鵲華楼西側にある「馬」の位置を特定することができた。地図で見るとこの堂々とした「神馬」は自然を超える人工の技という事ができる。たなびく尾と勢いよく走る四肢、たくましい体はまさに馬そのもので、「神馬」の頭の部分に並ぶ白い建築物は馬の歯のように見え、いななきながら疾走する馬の姿が浮かび上がる。
龐宏さんが2010年に保存した地図によると、まだ作付けの行われていない畑の「神馬」はさらにそれらしく、頭と尾がよりはっきり見えるだけでなく、馬の四肢もはっきりと見てとれ、午年の春節(旧正月。今年は1月31日)前に話題を集めた「馬」に負けるとも劣らない。
龐宏さんは普段から衛星写真で面白いランドマークを探すのが好きだといい、この不思議な「神馬」の姿を発見した時にはわざわざ現地を訪れてみたという。「午年の訪れを前に、済南にこんな『神馬』を発見することができた。新たな1年に皆に幸運が訪れるよう願っている」。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年2月7日