中国伝統の祝日、巳年の春節(旧正月、今年は2月10日)を前に、中国駐大阪総領事館は27日、大阪市内の北京料理店「徐園(じょえん)」(西区)で、2013年「西日本地区中国人留学生春節祝賀会」を開催した。西日本地区2府13県に在学中の留学生代表、およそ200人が出席した。「新華網」が伝えた。
大阪総領事館の劉毅仁・総領事が祝辞を述べ、西日本地区で学ぶすべての中国人留学生に新春のあいさつを伝えた。
劉総領事は、「2012年は過ぎたばかり。中国の改革開放・経済社会の発展は新たな巨大な成果を挙げ、世界の主要経済大国が困難にあえぐなか、中国は依然、年初に確定した経済成長目標を実現した。民生はいっそう改善され、各方面の改革もより推進された」と寄せた。
中日関係について劉総領事は、「日本政府が昨年、中国の固有の領土である釣魚島(日本名・尖閣諸島)を『国有化』したという誤ったことにより、中日関係は国交正常化以来、もっとも困難、深刻な局面に直面した」と述べ、多くの中国人留学生らに対し、積極的かつ主体的に身近な日本の友人と交流してほしい、と訴えた。「事実の真相の理解を助け、問題の原因の認識につながれば嬉しい」劉総領事は期待を寄せた。(編集HT)
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