各国留学生が語る「結婚の吉日」
「12月12日、結婚しよう」。12月12日は中国語で「要愛要愛」(愛が欲しい)と発音が似ているため、中国では近年、結婚の吉日とされている。前日の11日、成都市内の学校の中国語クラスでは、各国の留学生が「結婚の吉日」をテーマに熱い議論を交わした。結婚の日取りを選ぶ「目安」は各国にもさまざまなものがあるが、語呂合わせによるものはない。留学生らは「これこそ絶対中国ならでは!」「不思議すぎる!」「中国の若者はほんとにロマンチック!」と中国語の奥深さに感嘆の声を漏らした。ニュースサイト「四川在線」が伝えた。
各国の若者にとっての「結婚の吉日」はどのようなものだろうか?
▽日本「最も美しい記憶は最も美しい季節に」
ドラマ「東京ラブストーリー」でリカと完治が雪景色のなかで踊ったシーンを覚えているだろうか。舞い降りる雪の華、感動的なフォークダンスは、無数の若者の胸を打った。
日本人留学生・?野さんによると、日本では毎年、バレンタインデー、クリスマスになると、告白のピークとなり、多くの若者が結婚を決める。ロマンチックな音楽、艶やかな雪の華につつまれ新郎・新婦となるのは、日本の無数の少女が夢に描く結婚式。桜が満開の季節も結婚のピーク。「最も美しい花の季節に最もロマンチックな思い出をとどめる」と高野さん。