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東京で「アジアの祭典チャリティバザー」 中国食品が大人気

中国の程永華駐日大使夫妻にチャリティバザー出展の中国工芸品について説明する中国駐日大使館の職員

 アジア婦人友好会主催の「アジアの祭典・チャリティバザー2013」が9日、東京全日空ホテルで開催され、アジア大洋州26カ国の駐日大使館がそれぞれの特産品を販売した。それぞれ民族衣装を身に付けた各国外交官がブースに立ち、バザー品を熱心に紹介・販売。皇族の常陸宮妃や高村正彦元外相の治子夫人(婦人会会長)、福田康夫元首相の貴代子夫人、安倍晋三首相の昭恵夫人などが各国のブースに足を運び、バザー品を購入した。「人民網」が伝えた。

 中国の程永華駐日本大使夫妻も自らブースに立ち、さまざまな中国特産工芸品を紹介。中国工芸品ブースには、玉器、シルク製品、パンダの玩具、扇子、箸などが並べられ、多くの来場者が次々と商品を購入していた。

 工芸品ブースからほど近いところにある中国食品ブースはさらに人気で、紹興酒や鎮江香醋、「麻団」(あんこを餅の皮でくるみ、胡麻をふり、油で揚げた食品)、卵チャーハン、パンダの形をした饅頭(マントウ)などの食品が多くの来場者の間で人気となっていた。

 中国駐日本大使館の職員によると、中国は1991年からこのイベントに参加しており、毎年平均100万円前後の売上金を集め、中国外交部(外務省)を通して雲南省栗坡県や金平県などに寄付されるという。

 今年、中国が販売した工芸品は昨年よりも高級で、中国色がより強いものだったという。(編集MZ)

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