在日中国人フォトグラファー・周剣生氏の世界遺産撮影20周年記念写真展「悠遠なる世界遺産展」が、17日から20日まで東京中国文化センターで開催されている。在日本中国大使館の何静・文化参事官や日本ユネスコ協会連盟の長野口昇理事長、日本写真家協会(JPS)の長田沼武能会長らが同日の写真展開幕式に出席した。人民網が伝えた。
周剣生氏は1994年から世界遺産の写真撮影を開始した。その後20年間に撮影のため訪れた世界遺産は120カ国・地域に上る。また、今年は雑誌「婦人公論」に10年連続で周剣生氏の世界遺産の写真が掲載された。同写真展は、写真を通じて文化交流を促進し、国家間の理解を深めることを主旨に開催され、作品50点が展示されている。
周剣生氏は、「最初に世界遺産の撮影を始めたのは、単に興味からだったが、世界遺産を深く理解するにつれ、自分の写真を用いて、各地の世界遺産を中国の読者や人々に紹介し、各国の文化への理解を促したいという意識が芽生え始めた」と語った。今後は中国の世界遺産の撮影を開始し、より多くの人々に中国文化を理解してもらうことを希望しているという。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年3月18日