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習近平主席がリヨン中仏大学旧跡を見学

 2014年03月27日11:13
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 フランス訪問中の習近平国家主席と彭麗媛夫人は現地時間26日午後、リヨン中仏大学旧跡を見学した。

 習主席は「リヨン中仏大学は両国の特殊な交流史の証人となり、近代以降の中国の2つの時期の重要な対外交流史を書き記しもした。フランス側と共に文献の整理、保護、研究を行いたい。さらに多くの中国人がここを見学することを希望する。リヨンと中国の交流が深まり続けることを祈る」と表明した。

 100年近く前、救国の夢を抱いた中国の青年たちが大洋を渡り、新しい思想、知識、理念を学んだ。多くの人がフランスを選択し、彼らの中から新中国を築いた周恩来、鄧小平、陳毅、科学者の銭三強、厳済慈、芸術家の徐悲鴻、冼星海、文学者の巴金、銭鍾書らが現れた。中国が近代に海外に設立した唯一の大学系機関として、1921年7月創設のリヨン中仏大学は新中国建設のリーダーを数多く輩出した。1980年代の再開後、同校は中国の改革開放事業のために各種人材を育成し、両国の人的・文化交流の新たな章を書き記した。

 習主席はリヨン市がこうした歴史資料の保存に多くの力を注いだことに感謝。中仏大学の元学生や現地の友人を前に「みなさんの中には大学のために重要な貢献を果たした方、文化を広める使者となった方、中仏交流・協力の第一線で働いている方がいる。中仏関係の発展に引き続き関心を持ち、支持してもらいたい」と語った。また「中仏両国民の交流は、今は昔の比ではない。現在、中仏間の留学生の規模は5万人近くに達している。リヨン中仏大学の中仏友好の精神は代々受け継がれ、大いに発揚されるに違いない」と指摘した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年3月27日


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