現地時間15日午後(日本時間16日早朝)、米マサチューセッツ州の州都ボストンで開催中だったボストン・マラソンのゴール付近で、2度の大きな爆発があり、3人が死亡、100人以上が負傷した。同事件発生後、現地では重点的に、警察や私服警官、パトカーのパトロール体制を強化したほか、ニューヨーク市もすぐに安全防衛対策を強化した。人民網が報じた。
事件発生から約1時間半後、ニューヨークの超高層ビル、エンパイア・ステート・ビルディングがあるマンハッタン5番街や繁華街・タイムズ・スクエアのあるミッドタウンなどの地域では、交差点2-3つおきにパトカーが配置されていた。
タイムズ・スクエアでパトロールをしていた警官の1人は取材に対して、「ボストンで起きたテロ事件を受け、ニューヨーク市内の各地の安全を守るため、所属している警察隊の警官はすべて、同地域に配置された」と語った。
一方、同市の市民や観光客は特に変わった様子もなく、5番街など人の集まる区域も平常通り多くの人でにぎわっていた。しかし、パトロール中の警官に話しかけ、爆発事件の情況や警察の配備などに関する情報を尋ねる人も多く見かけられた。同市警察局が発表した情報によると、ボストンの爆発事件後、同局は直ちに数千人の警官を派遣し、パトロールを強化した。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月17日
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