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日本・関東の最東端 銚子市の壮大な海景色

日本・関東の最東端 銚子市の壮大な海景色

 日本・関東平原の最も東部に位置する都市である千葉県銚子(CHOSHI)市は、地形が酒を注ぐ銚子に似ていることから名づけられた(銚子:日本語での意味は酒を入れる容器)。日本で流域面積が最大、長さが2番目の「利根川(TONE GAWA))はこの地で太平洋に注ぎ込まれる。銚子は日本でも屈指の漁港都市で、漁業と醤油の醸造で有名だ。人民網が伝えた。

 銚子市最東端の海を臨む犬吠崎(INUBO SAKI)は、冬(元旦前後の10日)に全日本(山頂、離島を除く)で最も早く新年の日の出を迎える場所だ。犬吠崎という名前の由来は、源義経の愛犬が主人を思ってこの地で7日7夜遠吠えを続けたという伝説にある。また別の説では、近くの海岸でかつてイヌに似た鳴き声のアザラシが繁殖していたためだという。犬吠崎に建つ白い灯台は有名な観光地で、灯台の展望台に上ると三面を海に囲まれた壮大な美しい風景を見ることができる。青い海面に強い海風、白い波頭が海岸に打ち寄せ、白亜紀の岩石が長い時間の変化を経て、独特の地形を見せている。

 銚子市のもう一つの有名な観光地屏風ヶ浦は、10キロ以上にわたって続く海岸で、最高地点は海拔60メートルの断崖絶壁となっている。イギリスの海峡の「ドーバーの白い崖」に似た構造だ。かつては海底にあった岩の層が海面上に押し上げられ、火山灰を豊富に含んだ土壌が堆積し、風と波の浸食で一部が削られて現在のような断崖の景観が形成されたもので、地質構造の研究や地層の変遷の観察に重要な価値を持つ。(編集YH)

 「人民網日本語版」2013年9月2日

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