ホーム|経済|社会・生活|政治|文化・科学技術|中日交流 | 評論|写真 | 動画|インタビューの中国語版 | 毎週月曜日に更新中! |
【第8回】
国際化が進むにしたがって、中国での国際結婚カップルも増加しつつある。配島さんは05年3月、ホテル勤務が決まって北京にやってきた。その後、今のご主人と出会い結婚、2人のお子さんに恵まれた。
中国で妊娠・出産を経験し、今は仕事と家庭に奮闘している配島さん。最近はさらに活動の幅を広げ、趣味を生かしたグリーティングカード作りの教室http://www.yesiing.com/jp/card/をスタートしたという。
1人目は男の子で2歳3カ月(07年1月生)、2人目は女の子で9カ月(08年6月生)。上は、2歳になる頃から言葉を話し始め、現在は日本語・中国語どちらも聞き分け、話す方は日本語が若干多いです。下の妹には嫉妬心もありますが、よく抱きしめたり、面倒をみてあげようとしています。
下の子はとてもおおらかな子で、ちょっと神経質な上の子に比べ、扱いやすいです。人見知りもせず、いつもみなの顔をみてはニコニコしています。睡眠も食事もしっかりしているので、とても母親にとって助かる赤ちゃんです。
2人のお子さん |
はい。ローカルの一般病院で出産したのですが、中国語もままならない時だったので、定期健診に行っても50%も聞き取れず、先生からは嫌な顔をされるし、検査内容や自分の健康状態もよく分からなくて、検査に行くのが憂鬱でした。
2人目の出産時には主人が出張で不在、陣痛時に上の子に食事させ、預かってもらう手配をしたりと大変でした。
出産後は生まれた子の体重が足りなく、足にちょっと異常があったため、NICUに運ばれることになったのですが、先生が何を言っているか分からないし、上の子もどうしているか分からないし・・・と不安だらけでした。
同居している義母の存在に頭を悩ませています。義父・義母ともに習慣や思想がまったく異なり、当初は戸惑うことばかりでした。同様の悩みを抱えている方も少なくないと思いますが、紙おむつは体によくない、剃髪しないと髪が丈夫にならないだとかの習慣の違いに加え、泣いたら食べ物をあげてなだめたり、歩きながら物を食べたりするので子どもが真似して困ったりしました。最近は子どもの成長とともに教育面で衝突することが多くなり、例えば、何でもやってあげてしまい、子どものやる気を尊重しなかったり、子どもが物事を理解しようといろいろ考えているのに、それをじっくり待ってあげられなかったりなど、祖父母からすると難しいことだとは思うのですが、私の方がそうしてほしいと期待してしまうため、ストレスが溜まってしまいます。