2014年7月7日  
 

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重慶のメイド喫茶、サブカルファンの交流場に

【中日対訳】

人民網日本語版 2014年07月07日09:41

重慶のメイド喫茶、サブカルファンの交流場に2人のメイドがお客とお喋り。メイドのおもてなしでメニューを選ぶサブカルファン。メイドのおもてなしでメニューを選ぶサブカルファン。メイド同士でお喋りに花を咲かせる。カウンターの後ろでこっそり食事。メイド同士でお喋りに花を咲かせる。物知りクイズに興じるメイドと客。店内にはネットでの流行をもとにしたゲームが用意され、メイドと客が遊べるようになっている。このメイド喫茶では、リピーターを増やすためにメイドのブロマイドを用意。帰り際には一枚引ける。このメイド喫茶では、リピーターを増やすためにメイドのブロマイドを用意。帰り際には一枚引ける。この日の当番のメイドが仲間のブロマイドを紹介。自分で持ってきたフィギュアを店内で撮影するサブカルファン。現実の風景の中にフィギュアを置いて撮影するのが趣味だという。飲み物を調合するメイド。食べ物や飲み物の作り方をたくさん知っていることも、ベテランメイド必須の技の一つだ。「メイド喫茶に来たのにおじさんが飲み物を作っていたら興ざめでしょ」飲み物を調合するメイド。食べ物や飲み物の作り方をたくさん知っていることも、ベテランメイド必須の技の一つだ。「メイド喫茶に来たのにおじさんが飲み物を作っていたら興ざめでしょ」壁にはメイドの写真がずらり。メイドとお客が一緒に日本のバラエティー番組を鑑賞。趣味が似ているのですぐに打ち解けられる。店内のゲーム機で勝負するサブカルファン。ゲーム機はメイド喫茶によくある調度の一つ。
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家電が発明される前まで、家事は現代ほど簡単ではなかった。上流階級の人々は当時、自身の豪奢な生活を楽しむため、面倒な家事を他人頼りにしていた。こうして生まれたのが「メイド」という職業だ。新華網が伝えた。

時代の変化と日本の漫画アニメ産業の浸透に伴い、メイドの定義には変化が起こり、サブカルチャーのシンボルとして世界を席巻するようになった。新たな時代のメイドたちは、レースのドレスに身を包み、蝶ネクタイを着け、ロリータ少女の衣裳で人々を「萌え」させるのが仕事だ。

メイド喫茶も近年、世界各地で雨後の竹の子のように出現し、一種の飲食業の形態としてすっかり定着している。

今回は、重慶市にあるメイドカフェの日常の写真を読者の皆さんにご紹介。メイド喫茶の魅力を写真とともに味わっていただく。

メイド喫茶を知らない人には陥りやすい誤解がある。「尊重されたいという現代人の願いをかなえる」ために現れた飲食サービスの業態だと誤解する人もいるし、「ポルノ」「変態」などのネガティブなイメージで捉える人もいる。

だがアニメや漫画、ゲームに詳しいサブカルチャーの人に鼻であしらわれる。「そんな理屈が通るなら、モーターショーにコンパニオンを見に行くのも色情魔になってしまう。それに露出度ならコンパニオンの方がひどい」

メイド喫茶に来る顧客は、珍しがって体験しに来る人が少数いるほかは、アニメや漫画、ゲーム、関連文化に詳しいファンがほとんど。サブカルのシンボルであるメイドは彼らにとって、一般人がモーターショーのコンパニオンを見に行くのと同様、一種の美の象徴であり、メイド喫茶通いはその純粋な鑑賞である。一部の人が連想するような「特別」な意味はない。

あるメイド喫茶の店主によると、「お客さんが遊びに来るのは、かわいいメイドがいるからとは限りません。同じ趣味の人に会えるからという人の方が多いのです。軍事マニアが軍事掲示板に入り浸ったり、女性が化粧品や贅沢品の話をしたがったりするのと同じです」(編集MA)

「人民網日本語版」2014年7月7日

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