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ラベンダーの海で収穫作業に勤しむ労働者

人民網日本語版 2014年07月16日13:07

新疆・霍城県蘆草溝鎮で、花の収穫中の黄庭菊さん。新疆霍城県蘆草溝鎮で、太陽が昇らないうちからラベンダー畑には既に収穫の作業員の姿が見られる。6月30日朝6時、新疆・霍城県蘆草溝鎮で、隣人のラベンダー畑で収穫準備をする黄庭菊さん(右)と嫁の万露さん。 新疆霍城県蘆草溝鎮の一面のラベンダー畑で、収穫中の作業員たち。
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7月の新疆維吾爾(ウイグル)自治区伊犁河谷では、数万ムー(1ムーは約6.67アール)にわたる紫色の花の海のようなラベンダー畑が、芳しい芳香を放っていた。ラベンダーの大部分は15日以内に収穫され、乾燥されて様々な商品になり中国各地へ販売される。伊犁河谷のラベンダーは全て鎌を使って1束づつ収穫されており、芳しい香りの背後には労働者の汗水が注ぎ込まれている。新華網が伝えた。

50歳になる黄庭菊さんは花を収穫する作業員としては新人だ。15歳で四川省から新疆・霍城県に来て農業を営んでいた彼女は、自分の家のトウモロコシ栽培の農閑期を利用して、今年初めて近所の蒋希国さんのラベンダー畑で収穫作業をして収入を得ることにし、嫁の万露さんも連れてきた。「毎日早朝に畑に出て、10時間忙しく働き、1日で150元(約2457円)稼げる」と彼女は語る。

新疆・伊犁河谷は南仏・プロバンスなどと同じ緯度に位置し、気候や土壌の条件が似ている世界三大ラベンダー産地の一つである。黄庭菊さんが収穫中のラベンダー畑は霍城県蘆草溝鎮農科駅村2隊に属し、花の収穫は2年目にあたり、花はまだ丈が低く産油量も少ないため、ドライフラワー向きだ。

黄庭菊さんは毎朝6時に畑に出て、早朝の涼しい時間に3時間働く。9時に朝食を食べる時にはすでに汗だくで、お昼の休憩後、再び畑で3時間働く。黄庭菊さんたちは腰を曲げて汗水流して収穫するこうした日を、収穫が完了するまで続ける。(編集YH)

「人民網日本語版」2014年7月16日

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