陝西師範大学では14日、合格通知書の作成が始まり、教学棟のある部屋で、書道が上手な退職した教師7人が静かに書を書く姿が見られた。彼らの大部分は白髪の高齢者で、最高齢の人は81歳、最年少は60歳だ。7人の前には合格者リストが置かれ、彼らは様々な省の新入生の名前や合格学部、入学手続き日時などを遅すぎず急ぎ過ぎないペースで書いてゆく。彼らの字は整って美しく、またそれぞれ特色がある。1枚書き終わると、傍らのプリンターからも同じ内容の合格通知書がプリントアウトされる。「今年の新入生は合格通知書を2通受け取ることになる」。同大学の新入生募集担当部門の責任者恵剛氏によると、昨年の新入生は筆で書かれた合格通知書を受け取ってとても感動したが、入学手続き後、様々な手続きで使われた通知書は傷んでしまったという。「学生たちはがっかりしていたので、保存しておきたいという願いをかなえるべく、今年は合格通知書を2通発行することにした」。 中国青年報が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月16日