習近平国家主席は22日、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長兼閣僚評議会議長とハバナで会談した。
習主席は「国交樹立後の54年間、中国とキューバは志と道を同じくし、共通の理想と信念を終始堅持してきた。中国はキューバとの伝統的友情を大切にしており、国際情勢がどう変化しようとも、両国の長期的友好を堅持することを既定方針としている。中国はキューバが社会主義の道を歩むことを断固として支持し、これまで同様に国家の主権を守るためのキューバ国民の正義の闘争を断固として支持し、キューバの経済・社会政策調整を支持する。引き続きできる限りの支援をしたい。キューバ側とのハイレベル交流を継続し、党間交流を強化し、各レベルの対話・協議を緊密化し、互いの核心的利益や重大な懸念に関わる問題で引き続き支持し合い、国家統治と政治、社会主義建設について交流を強化し、各自の改革過程において参考にし合い、支持し合いたい」と表明した。
カストロ議長は「中国側が一貫してキューバを断固支持していることに感謝する。キューバは中国が国家の主権、安全、領土の一体性を守ることを断固として支持する。中国側と各レベルの交流を強化し、社会主義建設の経験を共有し、互いに参考にしたい」と表明した。
両氏は経済、貿易、農業、エネルギー、鉱業、融資、バイオテクノロジー、通信、インフラ整備、衛生、文化、教育など二国間協力文書の調印に立ち会った。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年7月24日