李克強総理は26日午後、アンディグア・バーブーダのブラウン首相と人民大会堂で会談した。
李総理は「中国は、国は大小、貧富、強弱に関わらず、国際問題において一様に平等だと一貫して主張している。中国とアンディグア・バーブーダは国情は異なるが、同じ発展途上国であり、共に経済発展、民生改善という極めて困難な課題を抱えている。アンディグア・バーブーダとの政治的相互信頼を深化し、道路・空港・港湾建設などインフラ協力を強化し、各々の強みを結びつけ、クリーンエネルギー開発のノウハウを共有し、人的・文化交流を拡大し、両国協力の水準を引き上げたい。中国はアンディグア・バーブーダなど小島嶼国の訴えや発展上の実際の困難を理解している。できる限りの支援を行い、共同で気候変動への適応、対処能力を高め、途上国の利益を守りたい。中国はカリブ諸国との関係発展を重視しており、安保理改革など国際・地域問題で意思疎通と調整を強化したい。アンディグア・バーブーダがカリブ共同体議長国として、中国・カリブ諸国関係および中国・中南米全体の協力の促進に新たな貢献を果たすことを希望する」と表明した。
ブラウン首相は「対中友好はアンディグア・バーブーダの外交政策の柱だ。各分野で中国側との協力を一層拡大したい。さらに多くの中国企業、中国国民がアンディグア・バーブーダに投資し、観光に訪れることを歓迎する。アンディグア・バーブーダはビザなどで便宜を図る。カリブ諸国は対中協力の拡大を大変強く望んでいる。アンディグア・バーブーダはカリブ諸国・中国関係の発展促進に積極的役割を果たす」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年8月27日