国家公文書局は1日、「偉大な勝利―中国が降伏文書を受け取る」の第18部「浙江区と滬寧区の投降受け入れ」を公式サイトで公開した。
第18部の説明によると、浙江区の投降受け入れは、第三戦区の顧祝同司令長官の指揮の下に行われ、嘉興・金華・杭州・寧波・厦門の投降が受け入れられた。同区の日本側の投降代表は、中国侵略日本軍第13軍の松井久太郎司令官が務めた。日本軍の投降部隊のうち第13軍、第133師団、第62独立旅団、第91独立旅団は杭州に集中していた。また海軍陸戦隊は厦門に集中していた。日本軍の投降の処理は杭州で行われた。1945年9月4日、第三戦区の韓徳勤・副司令長官は杭州の富陽で日本軍の投降を受け入れた。
滬寧区の投降受け入れは、第三方面軍の湯恩伯司令官の下に行われ、上海・南京地区の投降が受け入れられた。日本軍の上海での投降代表も松井久太郎が務めた。日本軍の投降部隊のうち第13軍、第27師団、第60師団、第61師団、第69師団、第89独立旅団、第90独立旅団は上海に集中しており、日本軍の投降の処理は上海で行われた。南京付近の日本軍は、中国侵略日本軍第6軍の十川次郎司令官を代表として中国部隊に投降した。日本軍の投降部隊のうち第6軍、第3師団、第34師団、第40師団、第161師団、第13飛行師団は南京に集中しており、投降の処理は南京で行われた。1945年9月11日、湯恩伯が指揮を取り、上海地区での日本軍投降受け入れの式典が行われた。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年9月16日