日本の安倍晋三首相は18日夜、首相官邸で記者会見し、21日に衆議院を解散し、総選挙を繰り上げ実施する意向を表明するとともに、消費税率の10%への引き上げを、予定していた2015年10月1日から2017年4月1日まで先送りすることを発表した。
衆院選は12月2日公示、14日投開票となる。最大の争点は「アベノミクス」継続の是非となる見込みだ。2012年12月に政権に返り咲いた自民党と連立与党・公明党の2年間の政権運営に対する審判となる。自公両党は現在衆議院の議席の3分の2以上を占める。安倍首相は記者会見で、自公両党で過半数を得られなければ、「アベノミクス」が否定されたということになり、自らは退陣するとした。また、財政健全化の観点から、その時の日本経済の状況がどうあろうとも、再度先送りはせず、2017年4月に確実に消費税率を10%に引き上げるとした。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年11月19日