習近平総書記は20日午後、昆明南駅を視察した。見渡す限りタワー・クレーンが林立し、慌ただしい工事現場が広がっている。習総書記は「工事は試練に耐えうる必要があり、建材がいいかげんであってはならない。もうすぐ春節(旧正月)だ。工事現場での事故防止措置を少しの間もなおざりにしてはならない」と述べた。また、労働者の3分の1が出稼ぎ労働者であることを聞くと「出稼ぎ労働者はすでに建設の新戦力であり、特別気にかける必要がある」と述べた。新華社が伝えた。
■習総書記「自らの事業を仕上げるのが鍵」
昆明南駅は「1ベルト・1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)戦略において東南アジアへとつながる重要なインフラだ。習総書記は複数の路線が他省や外国へと通じる重要な鉄道中枢および南西へと向かう大陸路の建設状況について説明を聞いたうえで「千里の道も一歩から始まる。われわれ自らの事業を仕上げた上で、接続を仕上げるのがやはり鍵であり、そうして初めてコネクティビティを強化できる」と述べた。
■習総書記、地下鉄からの乗り換えの距離に注目
習総書記は20日午後、昆明南駅の計画、建設状況について説明を聞いた。昆明南駅は床面積12万平方メートルの超大型駅だ。習総書記は地下鉄からの乗り換えの距離や利便性について細かく尋ねた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月21日