中国―ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体(CELAC)フォーラム初の閣僚級会議は8日、北京の人民大会堂で開幕式を行った。午前10時に習近平国家主席が出席し、基調演説を行った。中国にとって今年初の「ホームグラウンド外交」だ。新京報が伝えた。
今回の会議は中国―CELACフォーラムの正式な始動のみならず、中国と発展途上国の協力体制がオールカバーを実現したことを意味する。
■中国―CELACフォーラムは昨年7月に設立
中国―CELACフォーラム初の閣僚級会議は8、9両日に開催される。開幕式には習主席とCELAC議長国コスタリカのソリス大統領、次期議長国エクアドルのコレア大統領、ベネズエラのマドゥロ大統領、バハマのクリスティー首相が出席し、式辞を述べる。
習主席は昨年7月にブラジル、アルゼンチン、ベネズエラ、キューバを訪問し、ブラジリアでは中南米諸国首脳との歴史的会談に成功した。双方は中国―CELACフォーラムを正式に設立し、初の閣僚級会議を早期に開催することを決めた。
■双方の貿易額は2419億ドル
CELACは現在唯一全てのラテンアメリカ・カリブ諸国が参加する地域組織であり、2011年12月に正式に発足した。現在中国はラテンアメリカにとって第2の貿易相手国、第3の投資元国だ。昨年1~11月の双方間の貿易額は2419億3000万ドル(前年同期比1.3%増)だった。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月8日